社会現象になるほどの人気の鬼滅の刃、本能ブログでも過去に取り上げてその人気の一端を知ることが出来ました。今日は、各種配信サービスで視聴可能な「アニメ版鬼滅の刃」のレビューをしていけたらと思います。
マンガでは表現しきれない色彩の特異さ
アニメになると当たり前なのですが、全編フルカラーとなり漫画で表現されていた世界観とは少し違うというか入りやすい感じがあります。禰豆子や炭治郎の色鮮やかな着物、繰り出される水の呼吸の技の音と色彩、感情移入しやすいのは個人的にはアニメ版かなと思っています。
漫画版でも丁寧に描かれては居るのですがやはり、迫力がでて技もよりカッコよく見えます。アニメをそれほど見ないので比較対象になる母数も少ないのですが個人的に史上最高にハマった漫画「キングダム」のアニメ版は絵の表現が苦手でとっつきにくく結局1,2話見ただけでやめてしまいました。しかし、鬼滅の刃に関しては漫画版よりアニメ版の方がストーリーや世界観を表現する場としては合っているように感じます。制作側の人たちの「原作を大切にしたい」という想いが随所に感じられて久しぶりに面白いなと思えるアニメに出会えました。
炭治郎が身に着けている羽織や仲間の善逸、兄弟子の冨岡義勇の羽織の柄も凝っていてオシャレで漫画版よりもそのファンションにも興味が出てきます。毛先だけ色が違うグラデーションで表現される髪型も現代の派手髪のトレンドが垣間見れて楽しい要素だと思います。
19話”ヒノカミ”は映画級の作り
ネタバレを含みますので、映像は出しませんがこの回だけ作りが壮大で映画のワンシーンのようでエンディングテーマもエンディング映像もこの回限りの特別編になっております。この曲も素敵ですし歌詞もよく不覚にも泣いてしまいましたｗ 漫画版では泣くようなシーンではなかったのですが、主人公炭治郎の想いと彼を取り巻く家族の物語を回想シーンと共に描きった素晴らしい回となっていると思います。現代で言う神回と言っても過言ではないと思います。1シーズンは26話までですがぜひ19話までは見ていただきたいです！！
まだ見たこと無いよーという方で各種配信サービスに加入されている方（Netflix、アマゾンプライムビデオ、Abemaビデオ等）で配信されているアニメ版鬼滅の刃。ぜひこの機会に。
