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今見ても素直に楽しいと思えるストーリー”踊る大捜査線シリーズ”

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今の若い方は知らないかもしれません、ドラマと言えばフジテレビ時代の大作シリーズ「踊る大捜査線」。織田裕二や柳葉敏郎など魅力あるれるキャラクターが満載のコメディータッチの刑事ドラマです。

スピンオフも含めると10作品以上の人気作品に

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ドラマや映画の初作は22年前の1998年。もうそんなに前になるんですね。ドラマシリーズを今見ようと思うとFOD(フジテレビオンデマンド)に加入するか各種配信サービスでの視聴となりますが、映画であればまずどんな雰囲気の刑事ドラマなのかつかめるかとお思いますので、こちらの「踊る大捜査線ザ・ムービー湾岸署史上最悪の3日間」を強くおすすめします。

刑事ドラマといえば、派手な銃撃戦や格闘シーン重厚な取り調べシーンなんかを思い浮かべると思いますがそういったハードボイルドな感じは希薄で「地元のお巡りさんの日常」を垣間見るようなドラマになっています。作風だけ見ると三谷幸喜的な世界観も感じられなくもないですが脚本はハードボイルド刑事ドラマを手掛けた君塚良一さんです。太陽にほえろシリーズも手掛けていますw

スピンオフ系で一番のオススメは交渉人 真下正義

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キャラクター魅力的すぎて、主人公の青島刑事(織田裕二)が登場しないスピンオフがかなりたくさん作れました。これだけでもこのドラマの異様な人気を物語っていると思います。ファンの中では青島刑事が出てこないのは踊る大捜査線じゃないなんて声もあったりしますが、一本の映画としてみるとこの交渉人 真下正義はオススメです。

 

テンポの良いストーリー展開とパニック映画の要素も取り入れ、都内の電車に関わる方々の苦労を垣間見ることが出来る素晴らしい作品です。

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当時はまだメジャーな職業ではなかったネゴシエーター。ネゴシエーションスキルという言葉を一般化させたのは当時この映画だったと認識しております。犯罪者との息の詰まる交渉、難航する捜査、青島刑事がいなくても踊る大捜査線は踊る大捜査線な映画です。

 

踊る大捜査線は刑事ドラマというよりは、アツい仕事人間ストーリーな側面を持っています。社会人として仕事をしていると、理不尽なこと、理不尽な仕事にあふれています。自分の社会人になりたての頃は、自分のしたい仕事以外の親睦的な飲み会やレクレーションに不満を持っていましたし、

こんな事をするためにこの仕事に就いたんじゃない

という思いが強くありました。しかし、社会人というものは先程も書きましたが理不尽で不平等で納得できないことの連続だったりします。そんな中で

今いる場所でどう生きるのか働くのか

そんな事を思い出させてくれる、素晴らしいシリーズだと思っています。キャリアだろうが現場だろうが大変な問題は山積していますし、みんな理不尽を飲み込んで生きていたりします。

 

社会人になりたてのあの頃の自分に帰りたいと思った方

これから社会人になる、社会人になりたてて目的を見失っている方

 

なにかのヒントになると思います、22年前とは思わず一度見てみてください。