みなさんこんにちは、トモGPです!今回は久しぶりに映画のお話です。映画に関してはホラーから恋愛モノまで、分け隔てなく大好きなのですが、その中でも特に好きなジャンルはやはりアクションです。近年の映像技術の発展は本当に素晴らしく、映画を鑑賞していてもどこがCGでどこが実写かなんて、もはやその区別はほとんどつきません。監督がアタマの中で描く世界はどの様なものでもCGや特撮を駆使して映像化出来る時代になりました。しかしどんなに映像技術が発展しても、生身の人間の演技に勝るものは無いと思うのは僕だけでしょうか?メンズだけかも知れませんが、特にアクション映画って観ているだけでアドレナリンが分泌されて無条件でワクワクしますよね?
というわけで今回はここ最近で特におすすめの泥臭いアクション映画を何本か紹介していきたい思います。
ジョン・ウィック
主演兼・製作総指揮:キアヌ・リーブス
主演はみなさんご存知「スピード」「マトリックス」でハリウッドスターの座を不動のものとした俳優キアヌ・リーブス。そんな彼が50歳を迎えた時に主演及び製作総指揮から関わった映画がこちら「ジョン・ウィック」です。キアヌのプライベート写真ではよく見かける髭をふんだんに蓄えたバージョンでの出演となります。どちらかといえば爽やかなイメージの強かったキアヌですが、この映画では50代になり渋さが増したキアヌの魅力が爆発しています。
あらすじ
かつて凄腕の殺し屋として裏社会では知らない者はいなかったジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)は、最愛の妻との出会いをきっかけに裏社会から足を洗った。しかしその妻も他界し、残されたのは妻の残した仔犬と愛車だけ。しかしある日強盗に愛車は奪われ妻の残した仔犬も殺されてしまう。大切なものを失ったジョンは復讐のために再び裏社会へと足を踏みだしていく。
あらすじを要約すると”愛車の奪還と愛犬のための復讐劇”です。
なんせ元伝説の殺し屋ですから、当然悪党達は気の毒な程ボコボコにされますw。
。しかしここで特筆すべきがジョン・ウィックことキアヌのアクションです!ガンアクションがメインなのですが、ガンアクションとマーシャルアーツを組み合わせたような独特な動きがメチャクチャカッコいいんです!しかもアクションシーン全体の90%を彼自身がこなしているというから本当に驚きです。50歳でこれだけ動けるキアヌ・リーブスの身体能力はとんでもないですね!
さらにジョン・ウィックの愛車のマスタングが痺れる程カッコいいのも、クルマ好きの”本能ブログ”としては目が離せません!
シリーズはすでにパート3まで製作されており第4作目も2022の5月に全米で公開予定とのことですので、今後はそちらも注目していきたいと思います!
96時間
主演;リーアム・ニーソン 脚本製作:リュック・ベッソン
「シンドラーのリスト」「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」で主役を演じたリーアム・ニーソンが主演で、脚本製作はあの「レオン」「TAXI」でおなじみのリュック・ベッソンが手掛けています。演技派俳優のイメージが強いリーアム・ニーソンですが、実は数多くのアクション映画にも出演しているのは映画ファンにとっては周知の事実です。そんなリーアム・ニーソンがあのリュック・ベッソンとタッグを組むのですから、とんでもない映画にならないわけがありません!
あらすじ
元凄腕のCIA工作員であるブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)は、引退後はボディガードの仕事で生計を立てていた。数年前に離婚した妻レノーアとの間にいる最愛の一人娘キムとも現在は離れ離れだが、お互いに連絡を取り合う等して親子の関係は良好に保たれていた。そんなある日一人娘のキムが友人とのパリ旅行中に何者かに拉致されてしまうという事件が起きる。元CIA工作員であるブライアンは、愛する娘のために自ら救出に向かうのであった。
まず公開当時のポスターのキャッチフレーズがこれです。
「父の愛が、パリの街を暴走する。」
正にこの映画にピッタリ!絶対にリュック・ベッソンが考えたものでは無いと思いますが、これほど”リュック・ベッソン感”を表現したキャッチフレーズも無いと思いますw。しかも主演がリーアム・ニーソンって!ぶっちゃけもうそれだけでお腹いっぱいです。前述のジョン・ウィックのように特殊な格闘術を使ったりするわけではありませんが、さすが元CIA工作員、あらゆる武器を駆使して敵をなぎ倒していくその様は、さながら「24」シリーズのジャック・バウアーを彷彿とさせてくれます。ただし唯一の違う点は、その”暴走っぷり”!「24」のジャック・バウアーも大分暴れていましたが、こちらのブライアン・ミルズもリーアム・ニーソンってこんな俳優だったの!?って思うほど大暴れしてくれますので、そのギャップも最高に面白かったです。
とても「スター・ウォーズ」でジェダイマスター(作中での宇宙の法と正義の番人)を演じていた俳優とは思えません。
ちなみにこの映画もパート3まで製作されていて、更に主人公の若い頃を描くテレビシリーズまでありますので、もし気に入っていただけたらそちらの方もぜひ観てみてください!
タイラーレイク-命の奪還-
主演:クリス・ヘムズワース 監督:サム・ハーグレイブ
今回紹介する映画で特にイチオシなのがこの作品「タイラーレイク-命の奪還-」です。
2020年公開という新しい作品でなんとNetflixオリジナル!Netflixオリジナルの作品は当たり外れが非常に激しいイメージがありますが、この作品は大当たり!非常に面白いです!その証拠にこの作品はNetflixで配信されるや否や1週間で9000万以上の視聴世帯数を記録し、Netflixにおける1か月の視聴世帯数最高記録をわずか1週間で塗り替えるという偉業を成し遂げたたみたいです。(Wikipedia調べ)
主演はクリス・ヘムズワース、アベンジャーズシリーズの「マイティ・ソー」としてすっかりおなじみの俳優です。監督のサム・ハーグレイブはなんとこの作品がデビュー作、元々はスタントマンやスタント・コーディネーターとして活動していて、アベンジャーズシリーズの製作にも深く関わっていたみたいです。なるほど!そうしたら監督とマイティ・ソーを演じていたクリス・ヘムズワースとの相性もバッチリだし、そりゃあ当然作品も面白くなるわけですね!
あらすじ
裏社会の傭兵であるタイラー・レイクは、ある日誘拐されたインドの麻薬王の息子オヴィの救出を依頼される。潜入先のバングラディッシュはダッカにてオヴィの救出は無事に成功するが、脱出直前に依頼主の裏切りにあい多くのの仲間を失うことになる。二つの組織に追われることになったタイラーとオヴィは果たしてダッカの街を無事に脱出することができるのか!?
あらすじは前述した2作品に負けじと劣らず極めてシンプルでひねりも無く、そして主人公に何か特殊能力があるわけでもありません。言い方は悪いかもしれませんが、この作品は極めて古典的なミリタリーもののアクション映画です。それでも今回この作品を一番におすすめしたい理由、それはこの映画が
”古いのに新しい”からです。
やっていることは古いのに新しく感じる理由、一つ一つのアクションだったりカメラワークだったり今まで見たことがあるようなものでも、それぞれのレベルが底上げなされていて、更にそれがしっかりと作品自体のレベルアップや面白さに繋がっている感覚が、とにかく観ていて気持ちよかったです!
わかりやすいシーンでいうと本編39m位から始まるワンカット長回しアクションの部分です。長回しのアクションシーンは手法としてはよくありますが、この作品の場合はカメラワークがダントツにカッコいいので、もうそれはまるでFPSのシューティングゲームをしている様な感覚で映像に没入しちゃいました。古い要素に新しい要素をぶち込むことで見慣れたものが全く新しく見えてくる感じ、それがこの映画の大きな魅力なのかなぁと思いました。やってくれました、いまの時代にこれかぁ!という映画、「タイラー・レイク」とにかくおすすめです!
『タイラー・レイク -命の奪還-』予告編 - Netflix
懐古厨と思われるかもしれませんが、僕は昔のスタローンやシュワルツェネッガー、ブルース・ウィリス達がスクリーンの中で大暴れする様な映画が大好きです。コンプライアンスの問題なのかか単純にもう人気が無いのか、最近はテレビなんかでもそういった映画のCMをあまり見なくなりました。しかし大々的なプロモーションこそ打たれなくなりましたが、アクション映画の遺伝子はしっかりと受け継がれているんですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
今回はマーベル等のSF系や香港映画を代表とするアジア系のアクション映画はあえて除かせていただきましたので、それはまた別の機会に紹介させていただければと思います!
ではまた!