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【美術展】日本の現代アートの到達点!STARS展に行ってきた(村上隆編)

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六本木の森美術館で行われている「STARS展」に行ってきました。個人的には村上隆、草間彌生が好きなのでやっと行けた~といった感じで嬉しかったです。購入ですがご時世的にも入場制限をされているようで事前にネットで予約してから行きました。詳しくは公式サイトの案内をご覧いただけたらと思います。

www.mori.art.museum

17時以降は予約なしでも入場できるようなのでぜひチェックしてみて下さい。今回もすべて撮影はライカQにて行っております。

村上隆

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 オタクアートのカリスマ、世界の村上隆。個人的にもこのフラワーシリーズはクッションを持っているほど好きで、近年はルイヴィトン今年はコロナウイルスとの共闘の意味でのSupremeとのコラボも行う世界的芸術家のイメージです。

ーマンガとアニメを起点とするキャラクター絵画やフィギュア彫刻を発表しています。作品では平坦な画面構成、色彩豊かな装飾、大胆な構図、奇抜なデフォルメ、遊び心に溢れたイメージを表出し、「奇想の系譜」と呼ばれる江戸期の絵師から現代の漫画家やアニメーターに至るまで、日本文化の水面下で脈動する造形精神を表象しています。村上の活動の根底にある問題意識は、欧米の価値観とは異なる日本発の言説を世界の美術界で確立することにあります。ー公式HPより

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子供が見ても分かりやすい可愛さだったり、配色だったり”Japan Kawaii”の体現者の一人のような印象も個人的には思っています。そして、ブースに入るなり圧倒されるサイズ感の壁画が!

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写真だと大きすぎて表現しきれませんが、展示ブースの壁一面に描かれています。”NIHON”にこだわって日本の解釈をこうやって可愛く落とし込む技術は天才的だとしか言いようがありません。

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壁画と共に迎えてくれる、”AKIBA”系の等身大フィギュア。写真で見るとこちらも伝わりにくいですが、大きさディテールともに素晴らしい出来栄えなのです。彼の二次元の作品しか触れてこなかった自分なのでそれが3次元にもなると受けるインパクトがここまで違うのかと正直衝撃を受けました。

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こちらも同じ桜と富士山の壁画をバックに、アニメキャラクター風の等身大フィギュアが作品として置かれていました。アートと「性」とは常に隣合わせであり、村上隆がこの作品を通して伝えたいことは”若さ”だったり”勢い”だったりそういう抽象的なものだと感じました。(あくまでアート作品であり個人的な感想です)

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今回は全体的に大きな展示が多く、彼のアトリエに迷い込んだような世界観でした。STARS展の一番最初が村上隆だったので個人的にはいきなりクライマックス状態でしてw

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人の大きさと見比べて頂けると分かるのですが本当に大型の展示物ばかりで、その迫力と造形を間近に感じることが出来て幸せでした。2体の仁王像の全景を広角レンズでも捉えることが難しく実際に行ってみてくださるとそのディテールの素晴らしさが理解できるかと思います。

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個人的に気になったのは仁王像の足元にいた小さな餓鬼のような鬼のモチーフ。目のカラフルさ鼻毛のカラフルさが怖い表情とは裏腹にポップ感を表現していて流石だなと。台座の鯉のぼりのような柄や昔の羅針盤のような柄も日本を感じる素晴らしいパターンだと思いました。

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こちらも先程のボーイズフィギュアの近くに置かれた、露出度高めの作品。大きさも180cmほどあり実際に見ると大迫力です。(色んな意味で)先程の作品同様どこから白い液体が出ているのかは実際にみていただけたらまた感想が変わるかと思います。

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十三代目市川團十郎白猿

と評されたこの作品は今年襲名披露を発表した現海老蔵をモチーフにした作品だと思われます。いつものファンタジー感は抑えめで極彩色を多用しながら歌舞伎の色使いを村上隆風に咀嚼しわかりやすく提示しくれている感じがしました。

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下の方に息子の勸玄くんも描かれ同じく本年八代目市川新之助を襲名することをお祝いしているようにも見えました。色使い、バランスどれをとっても素晴らしく今回の展示の中で一番のお気に入りでした。

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いかがでしたでしょうか?長くなりましたが6人のスタートのうちまだ一人目の村上隆のボリュームでこれだけの展示で流石森美術館だなと思いました。以前バスキアを見たときも訪れた森美術館、企画力が毎回素晴らしく今回も配置や魅せ方も素晴らしい感じました。次回以降また様々なアーティストの作品をライカの写真で皆様にお届けできたらと思っています。

www.mori.art.museum