本能ブログ【大人の物欲全開ブログ】

■物欲全開メディア”本能ブログ”■ブロガー/コラムニスト■メンズファッション/カメラ/時計/猫/ヘルスケア/ガジェット/レビュー/投資/

【西麻布】ここより美味しい天ぷらは都内にあるのだろうか!!西麻布”からさわ”(前編)

f:id:honknow:20210130163117j:plain

天ぷらは日本の心だと思うの。さじゃんです。ちょっと盛ってるタイトルでしょう!とお思いのアナタ、本気のタイトルです。忖度でも案件でもなく本当に良いと思うものをお届けする本能ブログですから今回も本気でオススメしたい名店天ぷら”からさわ”をご紹介したいと思います。

あのホテルオークラの料理人を33年間務めた卓越した技術

f:id:honknow:20210130163216j:plain

場所は東京メトロの広尾駅から徒歩10分ほど六本木の西麻布交差点からすぐの場所ですが裏路地ですので最初は分かりにくいかと思いますw成城石井とセブンイレブンが入っているビルの真裏という表現だと伝わりやすいです。

 細めの路地を進むと隠れ家のような素敵な店構え。ここに今回の都内一の天ぷら屋さん”天婦羅からさわ"があります。スーパーカーの往来が多く、ミッドタウンやヒルズもある六本木、レストランの名店が数多く集まる西麻布のでも、からさわがある路地は非常に静かでそのコントラストに訪れるたびに驚かされます。

f:id:honknow:20210130163206j:plain

(店主の唐沢隆さん お写真撮らせて下さってありがとうございます)

ー店主の唐澤 隆(からさわ たかし)氏は日本料理全般を学び、東京・虎ノ門の名門ホテル「ホテルオークラ」に1971年に入社。外務省「ホテル霞友会館」や韓国・ソウル「新羅ホテル」への出向を経て、日本料理の味と天ぷらのカウンターを守り、2004年まで33年間勤めあげた。そして2005年、東京の隠れ家的な場所にオープンしたのが『天婦羅からさわ』だ。「どんなふうに目の前のゲストを楽しませることができるか」唐澤氏の天ぷらはこのひと言に尽きるといってもいい。ゲスト一人ひとりの表情を見ながら、食材が最もおいしくなるベストの瞬間をのがさず提供する。ー(ポケットコンシェルジュより)

という素晴らしい経歴の料理人である唐沢隆氏。見た目も強面てで(失礼!)すごく硬い職人気質の方なのかと思いきやお話も上手で気さくで素敵な人柄で唐沢さん目当てのお客さんが多いのもうなずける感じです。まだ2.3回しか行ってない自分にもこうして写真撮影を許可してくださったり天ぷらや料理のお話、新羅ホテル時代のお話など優しく楽しくしてくださり人柄的にもすっかり大ファンになり完全リピーターとなった自分がここに居ますw

f:id:honknow:20210130163309j:plain

カウンター席がメインで唐沢さんの手仕事を見ながら、お話しながら頂くスタイル。こうして本日使う食材やおまかせコースに入っていない食材もリクエストすることが出来ます。この日頂いたコースにサツマイモは入っていなかったのですが、以前伺った時に頂いた美味しさが忘れられず今回も追加させていただきました。

f:id:honknow:20210131165701j:plain

清潔感と老舗感が漂う店内で、ゆったりとした時間が流れます。唐沢隆さん曰く

ウチはBGMは無いんです。天ぷらの揚げる音と私の話がBGMなんです

とニコニコしながらおっしゃっていて話し方も優しげで料理や天ぷらの説明も分かりやすく、男性スタッフの方の接客応対もしっかりされていて全てが一流店って感じなんです。でもそれでいて自分のような若輩者にも敷居が高くなく美味しく気軽に遊びに行けるそんな天ぷら屋さんが個人的には”かわさわの魅力”なんだと思っています。

f:id:honknow:20210130163246j:plain

コースには天ぷらが始まる前に突き出し(前菜)も含まれており、お酒や唐沢さんが進めすシャンパンなんかと合わせるとより一層美味しく頂けると思います。いつもお話を伺いながらビックリするのですが、かわさわで使われている器は全て

唐沢隆さんが陶芸で自ら制作したもの

なのだそうなのです。陶芸家顔負けの作品が実はカウンターの裏に並べられていて、毎年毎年制作を重ねているのだそうです!すごい!!

f:id:honknow:20210130163125j:plain

奥に光る灯籠が見えるかと思いますが、こちらも唐沢さんの作品。入り口にも大きな陶器製の灯籠があり過去に制作したんだよーと教えて下さいました。食器からお猪口、ぐい呑あらゆる食器が所狭しを並べられ非常に完成度も高く陶芸に疎い自分でもすごいセンスだなーとビックリしました。まさに多彩多芸。天ぷらを食べに来たはずが色んなお話を聞かせていただいたり、隣のお客様と会話したりとオーベルジュにでも来たかのようなアットホームな感覚がまさか六本木、西麻布近辺で味わえるなんてと。次回はしっかりと、天ぷらのお話に移りたいと思いますが前編はここまで。気になった方は肩肘張らずランチから予約で行かれれることをおすすめします。個人的都内イチの天ぷら屋さんで間違いないと思っています!

pocket-concierge.jp