インプレッションローズってよく考えたら不思議な英語だ！？さじゃんです。昨年のバチェロレッテに引き続き本能ブログスタッフ陣も大好きなアマゾンプライムビデオオリジナルコンテンツ「バチェラージャパン」シリーズ。
昨年のバチェロレッテ関連の記事も大変なアクセスを頂き、今年も皆様と一緒に考察するべく筆を執らせていただいた所存でございます。
2年ぶりのバチェラー復活となり4代目に指名されたのは、なんとバチェロレッテのファイナリストである黄皓さん。中国籍とは思えない完璧な日本語を操り、バチェロレッテの福田萌子を最後まで悩ませたミスターパーフェクトです。
前代未聞の事態で誰も選ばれることのなかったバチェロレッテでしたが、黄さんが失意のどん底にいたのはバチェロレッテの最終話を見た方なら誰しも気がついた事実だと思います。それほどまでに本気でバチェロレッテに参加していた黄さんがまさかのバチェラー参戦には発表時かなりの物議を醸し出しましたがシーズン4のセミファイナル時点（2021年12月14日）まで見させて頂くと堂々たるバチェラーぶりで、彼だから今回は面白くなったのだとさえ思います。
ロケーションから過去シリーズとは一線を画す作りに
本国アメリカでは、歴史もありバチェロレッテ参加者がバチェラーに登場したりその逆もあり得るようなのですが良くも悪くバチェラーが日本に上陸してからはや5年目（4回目）となります。
今回は女性参加者は15名（途中追加2名）でしたが、過去のバチェラーシリーズに登場した女性が2名と悪く言うとフォーマット自体やキャラクター自体の新鮮味にかけるような所が出てきたのは事実です。制作陣もこれは当然わかっていたようで、通称バチェラーハウスと呼ばれるいつも最初にレセプションする会場を使用しなかったりコロナ禍の影響もあってほぼすべてのシーンをプーケット島で撮影するという変わった演出をしてきました。
選考が進むに連れ、日本を飛び出し海外ロケも行なってきたバチェラー＆バチェロレッテシリーズですがセミファイナル寸前までほぼオールプーケット島ロケで地理的も物理的にも日本から隔離し参加者にもバチェラーにも婚活をコミットして考える環境を究極に要した今回のバチェラー4は過去シリーズの中でも特別なものになったなと考えています。
”バチェロレッテ出身”のバチェラー黄皓の焦り
過去のバチェラーと大きく違うのが黄さんは、バチェロレッテ時代「選ばれる側」だっということ。今回の旅ではこれが良くも悪くも作用し、意中の参加者の複数人とキスをバンバンしてくという破天荒スタイルを貫きます。しかし、これは同じ男性から想像するに参加者時代の経験からくる「焦り」そのものが体現してしまった結果だと考察しています。
ローズセレモニーでバラを受け取れないかもしれない緊張感、限られたチャンスで自分をアピールし続けることの辛さ、周囲との比較や相対的評価などなど参加者だっから分かり得る感情が今回のバチェラーである黄さんにはいつも隣り合わせであったのだと思います。
努力しても全力を出しても最後の一人になれなかった時の黄さんのこの表情はバチェロレッテ時には特に印象的でした。自分以外の参加者が最終的に選ばれるなら黄さんも納得できたであろうにバチェロレッテは「誰も選ばれない」という不発弾のような結果を迎えます。この考察は昨年したので読んでいただけたら幸いですが、この失意の経験が今回のたびに大きく影響を与えていると感じたシーンがいくつかあります。
恋愛巧者とされる中野綾香さんと宿泊してしまうシーン。キスをする時点で過去シリーズではなかったですがお泊りはバチェラー4で初登場の展開でした。なぜ、ここまで踏み込んだことを黄さんがするのか。それは、
本気でぶつからないと自分も参加者も後悔することになる経験をしたから
にほかなりません。選ばれる側の辛さに加え今回は選ぶ側の苦悩も加わり見ている側の想像以上に難しい舵取りを迫られていたと思います。非難されても付き合う気で本気で好きになる気でアクションしてみて、その時の自分の感情に従おうとしていたのだと思います。
この行動は同じ男性だったら理解できるところもあります、しかし女性参加者にここまで非難を浴びたバチェラーは過去にいなかったかもと思えるシーンも登場し見ている側からすると非常に興味深い中盤戦でした。
もうひとつ印象的だったのが、ラスト3まで残った藤原望未さんとのツーショットの出来事。会話もすれ違い、彼女からの手応えを得られないまま迎えた終盤戦突然立ち上がり謎のタイミングでのキス。これは自分的にも謎でしたが後にバチェラーも自分でも説明しようがない行動だったと語っていました。つまり、選ぶ側・選ばれる側両方の気持ちが理解できる黄皓というバチェラーは見ている自分たちよりも
計り知れない苦悩を抱えながら旅をしてきた過去イチ辛いバチェラー
だと思うのです。ですから、過去の歴代バチェラーの言葉よりも嘘くさくコメントが聞こえないし本当に勝負している感じも伝わってきて良い意味で”過去イチの特別なバチェラー”だと思うのです。
今後の展開で今回の参加者からバチェロレッテが選ばれるような展開になればまたそれも興味深いですが、少なくても過去イチ苦悩に満ちた黄さんを私さじゃんは全面的に支持しますｗ
最終的に選ばれるのは休井さんと予想
私さじゃんは、最終的には休井さんを選ぶのではと考えています。理由はもうひとりの秋倉さんは元友達という入りという逆境でありながらも仲が深まった感じがして並んでいる姿を見ても非常にお似合いだと思います。
しかし、似合いすぎているというか過去の黄さんの恋愛（想像ですが）秋倉さんみたいな快活なタイプは付き合ってきたかなと思います。恋愛するなら秋倉さんだとは思いますが、婚活サバイバルと考えると一歩下がって的な日本女性の休井さんの方がビジネスパーソンである黄さんにとっては、探していた相手に近いのかもと思っています。あくまで個人的な想像ですがｗ
すべての結末は、12／16（木曜日）配信のエピソード9＆10で明かされます。どのような結末を迎えるのか、楽しみに待っていようと思います。まだ未視聴の方はぜひこの機会にバチェラー4見てみてください。過去イチ面白いバチェラーになっています。
