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横浜ベイシェラトンの日本料理「木の花」で堪能する本格和食ランチ【よこはま】【ホテルランチ】

パンよりも断然米派、トモGPです。コンビニ弁当から街中のケータリングや食堂まで、みなさんは毎日どのようなランチを楽しまれていますか?食欲の秋到来に伴い少し豪華なランチを!ということで先日リニューアルオープンをしました横浜ベイシェラトンの日本料理「木の花」で秋の味覚たっぷりの和食ランチコースをいただいてきましたのでそちらの方を紹介していきたいと思います。

横浜ベイシェラトン日本料理「木の花」

yokohama-bay-sheraton.jp

日本料理「木の花」は”横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ”内にある和食レストランです。”横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ”は1998年に横浜駅西口にオープンした地上28階建ての高層ホテルで、横浜駅西口再開発の一つのシンボルとなる建物と言えるでしょう。日本料理「木の花」以外にもレストランからラウンジまでシーンに合わせた大人の食事を楽しむことができます。

横浜の大型ホテルはどうしても観光地である”みなとみらい”を中心に集中しているため、横浜駅周辺のホテル不足は度々問題となります。またこれだけ大きな駅でありながら、オンオフ問わず大切な会合や会食に利用できるような店舗が少ない、といった面をカバーする上でも”横浜ベイシェラトン”は横浜駅周辺においてとても貴重なホテルだったりするのです。横浜駅の”不便さ”や”終わらない再開発”については過去記事なども併せてお楽しみいただければと思います。

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駅から徒歩1分(直結)の好立地

横浜駅西口を出てすぐ目の前、高島屋前の歩道橋と直結しているため雨でも濡れることなくホテルに辿り着くことが可能です。

自分の中ではまだ新しいイメージだったのですがオープンからすでに20年以上経っていることに驚きです。横浜駅は建物自体が新しくなっても駅前の風景は昔からさほど大きな変化が無いので、シェラトンののように突如ドンッ!とできた建物はいつまでも真新しさが残るのかもしれません。

平日の昼間でしたがホテル内はにぎわっていて、ビジネスマンをはじめカフェにはお見合いらしきカップルが多く見られたのが印象的でした。

完全リニューアルした店内

日本料理「木の花」は2022年9月24日に改装工事を終えリニューアルオープンしたばかり、趣のある非常に落ち着いた雰囲気の入り口です。予約済みでしたので入店もスムーズでした。

胡蝶蘭をはじめとする開店祝いの花が入り口付近に多く飾られていました。

お店に入るとすぐ脇にワインと日本酒専門の保管庫がお出迎えしてくれます。”見せる収納”ではなく”魅せる収納”とでも言いましょうか、酒好きにはたまらない光景ですw。

上品な廊下を通り案内された個室からは、

横浜駅の真前、しかもビルの8階とは思えないような日本庭園を望むことができます。とことんこだわった和の演出、目の前にある紅葉はこれからの季節鮮やかに色づいていくことでしょう。

今回頼んだメニューはこちらお昼のコース”神無月”です。秋の食材をふんだんに使用した贅沢なコース、非常に楽しみです!

コーススタート!

まずは色鮮やかな前菜から。子持ち鮎の煮浸しから牡丹海老や渡蟹まで、豪華な食材を一口サイズで楽しむことができる料理の数々、どれも前菜にしてしまうには勿体無いような料理ばかり。子持ち鮎の煮浸しなんかはこの時期にしかお目にかかれないような一品です。

お椀盛りは帆立の豊年揚げと蓮根餅、”豊年揚げ”とは稲作の豊作を祝うという意味合いのある料理でこちらもまさにこの時期ならではの料理。蓮根餅も香り豊かで中まで味か染み込んでいてホックホクです。

あから、ケンサキイカ、ホッケといった淡白な構成のお造りは醤油かポン酢どちらでも好みに合わせて味わうことができ、お口の中を一旦さっぱりとしてくれます。

いま最も旬のかますを酒塩焼きでいただきます。大根おろしとかぼすの酸味が脂の乗ったかますと最高に良く合い、思わず白飯が欲しくなってしまいましたw。栗茶巾や百合根も季節を感じることのできる一品です。栗茶巾の甘さとワサビの組み合わせも最高です。さりげなくそえられている銀杏やむかごも味わい深い。

出汁をたっぷりと含んだ立派な秋茄子の煮物に芝海老と三つ葉のかき揚げも非常に上品な味わい。甘長とうがらしは独特の風味があり、煮物と天ぷらの美味しさをより一層引き立ててくれます。どれも本当に贅沢ですね。

そして締めは秋の味覚の王様、松茸御飯です。香り豊かな松茸をこれでもかというほどふんだんに使用したまさに最高のしめの一品、日本人に生まれてよかった!しかもお櫃いっぱいおかわり自由というサプライズつき、ありがとうございますw。

付け合わせのお新香と赤だしも全ていただき大満足、お腹もいっぱいです。

デザートの水菓子はイチジクの胡麻味噌ソース和え、こちらはあまり口にしたことがない様な一品でしたが最後まで非常に美味しく楽しむことができました。

和食一筋に腕を磨き続けたとされる総料理長監修の元ふるまわれる日本食はまさに絶品の一言。そのどれもが素材の味をしっかりと生かし、かつ目で見ても楽しむことができしっかり季節を感じられるものばかり。和洋問わずコース料理は後半に進むにつれ飽きがきたり満腹感に苛まれることもしばしばありますが、そんなことは全くなく最後の松茸ごはんまで堪能し楽しむことができました。若者より少し上の世代といった”大人の胃袋”を想定したであろう量の配分にも非常に細かい心配りを感じました。自分はお酒が苦手なのですが、お酒を好きな人にとってはまた違った魅力を感じる料理たちなのかもしれません。

駅前の喧騒から少し抜け出しゆったりとした時間で食事を楽しむことができる”日本料理「木の花」”おすすめです。横浜駅で本格的な和食をお探しの方はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。