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出版社が設立した美術館”MIMESIS ART MUSEUM”に行ってきた【韓国観光】【美術館巡り】

こんにちは!本能ブログの芸術担当! 韓国出身のデザイナーSILVERです。
ソウルの近くに位置する坡州(パジュ)という地域をご存知ですか?

坡州市は、大韓民国京畿道北西部に位置する市。板門店のある軍事境界線を隔てて北朝鮮と接する最前線で、市域に非武装地帯がある唯一の市である。 -Wikipedia-

坡州(パジュ)はソウルから北西部へ車で約1時間の距離で日帰り旅行にも最適です。ブランドの出店数が国内最多で話題の「坡州プレミアムアウトレット」は、高級ホテルのような立派な外装や優雅な空間が人気。近くのエリアには芸術家たちが集まって作ったヘイリ村や、プロヴァンスマウルなどがあり、ユニークな作品を鑑賞しながらおしゃれなカフェで休憩するのも良いでしょう。-KONEST-

Wikipediaの説明だと北朝鮮に近い最前線と軍事的緊張を思わせますが実際はプレミアムアウトレットも出店しておりソウルからも車で一時間程度なので観光地としても人気だったりします。出版団地という名前のエリアもあり工業地域としても有名で本やプリントに関連した会社がとても多いところとしても知られています。

MIMESIS ART MUSEUMはアート関係の書籍を扱う「ミメシス社」が手掛けた美術館で2009年に完成しております。坡州(パジュ)はソウルから電車とバスで2時間ほどかかり、車では1時間10分ほどでアクセスできます。世界的な建築家Álvaro Sizaの設計で、安藤忠夫の建築物を参考にしJames Turrellの監修を受けた建築ということでので行く前から建築好きな私は楽しみにしていました。デザイナーである私の視点にはなってしまうのですが美術館は人工的な光(間接照明のような)も大切だと思いますが作品が持っている固有のイメージを感じるためには自然光も重要だと考えています。

MIMESIS美術館を一言で言うなら圧倒的な”白”の建築!立地は出版団地の真ん中にありながらも入り口にはカフェがありカフェを過ぎるとチケット売り場があり観光地的雰囲気も。チケット売り場でチケットを購入すると本やカフェで割引を受けることができます。出版社が作った美術館らしくたくさんの本一緒に楽しむことができます。

今の期間は韓国の若い作家たちの作品展が行われていてテンションが上がりました。ペインティングだけでなく設置美術(大掛かりな作品)もあって空間に対するイメージや光の空間を楽しむことができました。世界的にいつの時代も新しいアーティストは生まれ続けていますしこれから注目するべきのアーティストも増えそうで再訪する楽しみもありそう。

展示を楽しんだ後はカフェで本を読みながらコーヒーを飲みました。 注文時にチケットを提示すると1000ウォン(100円)ほど割引になります。

ソウルから距離は少し離れていますがドライブや気分転換で素敵な建築や美術展本や風景を楽しむのにオススメなスポットかと思います。海外の観光客も増えていますし、美術の好きな方へは特におすすめですのでぜひ!

以上SeoulからデザイナーSilverでしたー。

るるぶソウル'23

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