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アニメ制作スタジオ"トリガー(ANIMATION STUDIO TRIGGER Inc.)"がいま人気を集める3つの理由【キルラキル】【サイバーパンクエッジランナーズ】

初めて好きになったアニメはコン・バトラーV!どうもトモGPです。いきなりですがまずは何も言わずにこちらをご覧ください。


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昨年9月にNetflixで配信され日本をはじめ世界中で話題となったアニメ”サイバーパンク エッジランナーズ”です。2020年に発売された”サイバーパンク2077”というゲームが題材という少し珍しい形の作品なのですが、このキレッキレのアニメーションを制作したのが今大注目のアニメーションスタジオ”トリガー(ANIMATION STUDIO TRIGGER Inc.)”です。今回は自分も大ファンなこのアニメーションスタジオ”トリガー”の魅力について触れていきたいと思います。

アニメーションスタジオとは?

毎年約300本近くの新作が制作されるアニメ大国日本、そんな我が日本のアニメ作品は海外でも非常に人気が高くて有名です。その理由として挙げられることは、まず第一に日本のアニメは”大人が観ても面白い様に作られている”ということです。もちろんそれもありますが日本のアニメ作品を他の国のものと比較したときに感じること、やはりそれは圧倒的なクオリティの差でしょう。

とひかくハイクオリティなアニメ作品が多い日本、そんなアニメーションを生み出すのが、そうアニメーションスタジオなのです。以外と知られていないアニメ制作の裏側ですが日本人であれば誰もが知っているであろう”スタジオジブリ”、このジブリだってもちろんアニメーションスタジオです。しかしジブリや新海誠作品の様に劇場で公開されている大作だけではなく、テレビやオンデマンドで観ることができる1話30分弱のアニメだってもちろんアニメーションスタジオが制作しているわけです。古くは昭和世代にはお馴染みのタツノコプロ、スタジオぴえろ、機動戦士ガンダムなどロボットものでお馴染みのサンライズ、”京アニ”の略称で有名な京都アニメーションや新世紀エヴァンゲリオンでお馴染みのスタジオカラーだってもちろんアニメーションス制作タジオなのです。そして今回紹介する”トリガー(ANIMATION STUDIO TRIGGER Inc.)”もそんなアニメーション制作スタジオの1つです。

スタジオトリガーとは?

(公式HPより)

www.st-trigger.co.jp

「作品が弾丸だとしたら、それを打ち出す引き金でありたい」という想いで名付けられたアニメーションスタジオ”トリガー”は、アニメ制作会社ガイナックスに所属していたアニメーション演出家の大塚雅彦と今石洋之、制作プロデューサーの舛本和也の3人のよって2011年に設立されたました。(Wikipedia参照)

トリガー作品の特徴を一言で表すのは難しいですが、あえて表現するのであれば「熱い!」それにつきるでしょう。ガイナックス時代に今石洋之監督により制作されたロボットアニメ「天元突破グレンラガン」で”トリガー”というものの方向性はすでに明確に表れています。

トリガーの代表作ともいえる作品”キルラキル”や、

一方テイストは少し異なりますがトリガー作品No.1との呼び声も高い”リトルウィッチアカデミア”などトリガーには様々な作品がありますが、ただどの作品を観ても”トリガーの色”というものを必ず感じることができます。百聞は一見にしかず、まだ未視聴の人は”トリガー作品”でググってみてパッと気になったものからぜひ観て貰えると良いかと思います。

どちらかといえばミーハーな自分の様な人間にとっても他と比較して群を抜いて魅力的に映るトリガーの作品達。ではそんな”トリガー”の魅力や人気の秘密とは一体何なのでしょうか?

世界を魅了するトリガー作品、人気の3つの理由

迫力ある構図と躍動感

トリガー作品の特徴としてまず挙げられること、それは”アクションがとにかくカッコよくてワクワクする”ことでしょう。迫力のある構図、特にアクションシーンで感じられる極端過ぎると言っても過言ではない様なパースの取り方やダイナミックなキャラの動きは一瞬で観る人の目を奪います。もちろん現代のアニメですので手書きとCGとのミックスではあるのですが、敢えてCGの滑らかな動きをスケールダウン(正確にはコマ抜きという作業)させることでアナログ感を出し手書きアニメの雰囲気を損なわない工夫をしているとのこと。オリジナリティに溢れるトリガー作品のアクションは必見です。

リアルとディフォルメの間の神がかったバランス

もちろん作品にもよりますが、物語に登場するキャラクターの等身などのバランスが、リアルとディフォルメの間の絶妙なポジションにあることもトリガー作品の大きな魅力かと思います。リアルに降り過ぎてないからこそトリガー作品が持つダイナミックさに自然とマッチし、何の違和感もなく物語りに引き込まれるのでしょう。昭和世代の自分にとっては昔のアニメの様な懐かしさを感じる部分でもあります。アニメーションの王道を突きつけられている感じがして大好きです。

表情豊かなキャラクター達

素晴らしいのは動きやバランスだけではなくキャラクターの表情。シーンによってころころと変わるキャラクターの表情はディズニーや手塚治虫作品みたいににまるで生きているかの様です。手書き作画の持つ暖かさであったり荒さの様なものがそのままキャラクターの個性として画面に反映されるので、観ている側はどのキャラクターにも愛着が沸いてしまいます。アニメーションが本来持つ楽しさであったりワクワク感を高濃度に凝縮したような作品を常に提供してくれるのがトリガーなのです。

トリガー作品が持つ熱量

もともとコアなアニメファンでなかった自分も、今ではトリガー所属のアニメーターである吉成曜とすしおの画集なども所有するほどの大ファンにw。熱い展開が多いイメージのトリガー作品ですがその印象は決して脚本や演出からだけではなく、単純に作品一つ一つに込められた桁違いの熱量がそう感じさせるのだと思います。


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正直なところアニメファンからしたら今回のブログに関しては「今更トリガーの話かよ?」と思われる方も多いでしょう。しかし冒頭でも触れましたがアニメ大国日本といってもいざ制作の話となるとまだまだ世間的にはニッチな話題だったりもするわけです。これだけアニメ作品が多い日本でアニメを観るなら作品で選ぶのはもちろん、せっかくならもう一歩踏み込んでタイトルに興味がなくても制作スタジオで選んでみれば、また新たな発見も生まれるでしょうし何よりも大好きなアニメがより一層面白く感じると思うのです。推しのアニメーションスタジオがあるとアニメ鑑賞がより一層楽しくなること請け合いです。そんなきっかけにもなるとても魅力的なアニメーションスタジオ”トリガー”の作品達、アニメファンでもそうでない人でもとにかくおすすめです。

 

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  • 作者:すしお
  • パイ インターナショナル
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