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世代を超えて愛される作家 ”さくらももこ展” に行ってきた 【ちびまる子ちゃん】【コジコジ】

少女漫画の背表紙での判別の難しさは異次元、トモGPです。基本的に少年マンガをよく読む私トモGPですが、そんな自分も大好きな少女マンガである”ちびまる子ちゃん”、その作者でお馴染みさくらももこさんの”さくらももこ展”が横浜そごう美術館で開催されていると聞き今回訪れてきました。

作家さくらももこ

いまや知らない人は居ないサザエさんやドラえもんに次ぐ国民的作品となった"ちびまる子ちゃん”、その原作者であるのがみなさんご存知”さくらももこ”さんです。代表作である”ちびまる子ちゃん”は、自分がまだ高校生だった頃、教室の隅に置かれていた単行本を初めて読んで少女マンガでありながら独特なタッチと自分の様な第二次ベビーブーム世代にとって刺さりまくる"懐かしネタ"満載の内容で一気にどハマりした作品です。作者であるさくらももこさんの幼少期の体験をもとに描かれたこの作品、それまでもエッセイのようなマンガは存在していましたがそのジャンルを世に広め定着させたのは間違いなくこの”ちびまる子ちゃん”という作品でしょう。そしてさくらももこさんはその才能をマンガだけにとどめることなく、その後エッセイや脚本といった文筆業などでも開花させ多岐に渡り活躍されたことはみなさんもご存知かと思います。

”ちびまる子ちゃん”との出会い以来さくらももこさんの大ファンになった自分は、その後の作品である”コジコジ”や数々のエッセイ集なども読み漁ってきました。今回開催された”さくらももこ展”はそんなさくらももこさんの生い立ちからデビュー、そして文筆業からご自身の子育てに関する仕事まで全てを網羅した展覧会、昨年行われていたさくらももこさんの作品"コジコジ"の”コジコジ万博”に行くことができなかった自分としては非常に楽しみだった展覧会でした。

さくらももこ展

sakuramomoko-ten.com

関東での会場は横浜のそごう美術館、会場の入り口で迎えてくれるのはおそらくはさくらさんの故郷である清水の日常を描いた一枚のイラストです。展覧会のキービジュアルとなるこのイラスト、まるでさくらももこさんの人柄が滲みでてくる様な肩肘張らないのほほんとした風景が描かれたこの一枚に、作家さくらももこの魅力が全て集約されているようにも感じます。内容は、

・序章「さくらももこができるまで」

・第1章「ももことちびまる子ちゃん」

・第2章「ももこのエッセイ」

・第3章「ももこのまいにち」

・第4章「ももこのナンセンスワールド」

・第5章「ももことコジコジ」

・終章アトリエより

と、まさに生い立ちからさくらももこ作品と日常をすべて網羅したものとなっており、ファンでなくとも見応え十分なものとなっています。

(※画像は公式HPよりキャプチャ)

さくらさん自身がまだ幼い頃にクレヨンで描かれた絵や当時のエピソードなどが素敵な絵と共に展示された序章に始まり、やはりファンとしてはたまらない膨大に展示されたさくらももこ作品の生原稿の数々。

(複製原稿)

ベタや修正などを直に目の当たりにすることができる生の原稿は、”ちびまる子ちゃん”や”コジコジ”といったかわいらしい作品であっても、その作品の息吹といいますか今正に作家の魂が吹き込まれたかの様な迫力と存在感を感じることができます。そんな生の原稿がエピソードまるまる1話分展示されていたりして”作品を読む楽しみ”まで味わえてしまうのもこの展覧会の見どころかと思います。

(※画像は公式HPよりキャプチャ)

漫画だけではなくエッセイストとしてもその才能を遺憾なく発揮されたさくらももこさんの生原稿まで、漫画作品の展示と同様にまるまる一話分鑑賞することができます。文章の生原稿は漫画の原稿とはまた違った味わいがありこちらも非常に興味深い展示になっています。

基本的に撮影はNGですが撮影可能なブースも設けられており、当時ちびまる子ちゃんが連載されていた雑誌”りぼん”を再現したオブジェがあったり、原稿と実際掲載された作品を比較することができたりします。

時にかわいく、そして時にシュールでおバカな話も描けてしまうのもさくらももこさんの魅力であり凄さで、その振り幅の大きさは青年誌に掲載されていた”神ちから”や”コジコジ”といった作品で大いに感じとることができます。特に”コジコジ”は自分も大ファンで、こちらの生原稿も多数見ることができたのは非常に嬉しく思いました。

そして”さくらももこ”作品の魅力として内容と同様に語られるのがカラーイラストの素晴らしさです。色彩色豊かな背景の幾何学模様や時には曼荼羅の様な仏教をイメージさせるものまで、非常に鮮やかでいてどこかほっこりする様な世界観のカラーイラストは正にさくらももこにしか描くことのできない彼女ならではのものなのだと思います。

幅広い世代に愛される”さくらももこ”作品の魅力

展覧会の入り口にある、さくらももこさんのご子息である三浦陽一郎さんの言葉が非常に印象的でした。自身が幼い頃は母親の作品があまりに身近にあるものだから、そこまで「凄いもの」「味わい深いもの」と思ったことはなく、年を重ね改めて数々の作品たちと向き合うことでようやくその「味わい」に気づき始めたといいます。自分が初めて”ちびまる子ちゃん”と出会ってからもう20年以上経ちました、初めは初めはさくらももこ作品に”懐かしさや面白さ”に魅力を感じ、今は”優しさや温かさ”といった部分にまた新しい魅力を感じています。今回の展覧会を通じて彼女の作品が世代を超えて幅広く愛される理由が少しわかったような気がしました。

横浜そごう美術館での開催は残念ながら本日2023年5月28日で終了となりますが、以降は2023年6月17日〜8月23日 静岡市美術館といった順次開催となりますので近くに来られた際にはぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。詳しくはHPの方をチェックしていただければと思います。