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東京で伝統的なうなぎを味わうなら宮川本廛がオススメ【鰻】【笹塚】

皆さん、土用の丑の日っていつだか知ってます!?自分は毎年分かりません、さじゃんです。今日は鰻(うなぎ)の銘店をご紹介します。江戸時代から続く東京のうなぎ文化の起源はうなぎ料理の歴史は江戸時代、つまり現在の東京がその起源とされています。当時から東京は豊かな水環境に恵まれ多くの川や海が存在したため、うなぎなどの水生生物が豊富に存在していました。また農業や漁業が盛んでうなぎは一般の人々にとって手に入れやすい食材でした。江戸時代の初期にはまだうなぎは庶民の食事として親しまれていましたが時代が進むにつれてその味わいと栄養価の高さから、より多くの人々に愛されるようになりました。

18世紀になると、うなぎを特別な調理法で供する店が増え始めこれが現在の「うなぎ屋」の始まりとされています。この頃から特に人気が高まったのが「かば焼き」で、うなぎを串に刺し、特製のたれで味付けをしながら焼き上げる方法です。これが江戸前うなぎの原型となり現在もこの調理法が広く使われています。また、うなぎは「土用の丑の日」に食べる習慣もこの頃から始まったと言われています。これは暑さで体力が落ちる夏場にうなぎを食べて元気を取り戻そうというもので、現在でもこの習慣は広く続いています。

明治時代以降、東京の都市化が進むにつれて、うなぎ料理もさらに進化しました。多くの高級なうなぎ料理店が誕生し、うなぎは一般的な食事から高級料理へと昇華しました。その中でも特に有名なのが今回ご紹介する「宮川本廛」で、明治時代に創業して以来、伝統的なうなぎの調理法を守りつつ、新たな美味しさを追求し続けています。

築地発祥の宮川本廛はうなぎの王道

HPもかなりシンプルと言うか硬派な作りになっていて必要最低限の情報になっています。Webで説明しても意味ないから実際に来て食べてくれ感がありありです笑

東京の築地、深い歴史を感じることができるその一角にそびえ立つ「宮川本廛」はうなぎ料理の銘店として知られ、日本全国、そして世界からの食通たちが足を運びます。

この店の歴史は、明治時代にまでさかのぼります。その当時から築地の地でここでしか味わえないうなぎ料理を提供し続けてきた「宮川本廛」。その創業の理念は「お客様に最高のうなぎ料理を」というシンプルなものでしたが、その信念が今なお引き継がれています。美味しさ秘密は伝統的な調理法とこだわりの素材にあります。うなぎは厳選された国産ものだけが使用され、宮川本廛自慢の特製たれでじっくりと焼き上げられます。その結果、驚くほどのジューシーさと絶妙なバランスの味わいが生まれると言われており。創業から100年以上が経ち今もなお「宮川本廛」は、無くなること無く続きHPを見ると暖簾分けをしたお店の多数都内にあり時代を超えて愛されるうなぎの銘店です。

笹塚店は京王クラウン街内に

笹塚と言えばかなり下町のような雰囲気も残しつつ昨年リニューアルした新しい商店街の京王クラウン街も登場し、今回ご紹介するつきじ宮川本廛も新生京王クラウン街笹塚にあります。

 

イートインスペースも有する笹塚の宮川本廛ですが、ご覧通りうなぎ自体をテイクアウトで買っていく方にも書いやすい店舗デザインとなっています。

テイクアウトでお弁当も買ったことはあったのですが今回は折角ですので店内で出来たてをいただくことにしました。日曜日の昼間だったですが高級店ですが先にお客さんも2組ほど居ました。

鰻名言が書かれた木版画が高級感も演出しており、大きくはない店内ながらも落ち着いた空間になっています。笹塚店はテーブル席が3,4席ほどです。

う巻きも一緒にオーダーしました。だし巻き卵自体にあまり味はついておらずお醤油と大根おろしで頂きますが非常に繊細な仕事を感じる美味しい逸品でした。

お刺し身と小鉢がついたセットにしました。鰻の量は松竹梅で真ん中の竹のクラスにプラス500円でアップグレードしています。お椀もすべての小鉢も非常に和食としても美味しいと思える料理で金額は安くありませんが(5000円程度)うなぎの価格としては適正な気もしますし、こうした歴史ある宮川本廛の鰻が気軽に食べられるのも笹塚店の特徴のような気がします。

宮川本廛のうなぎも今回は初めてでしたが、小骨も全く無くふっくらとした食感で素直にクオリティーが高いと感じられる国産のうなぎの蒲焼でした。先程も触れましたが5000円程度と一般的な価格帯ですしちょっと良いランチが食べたいと思ったり、丑の日なんかにも良いかと思います。

まとめ

・明治から続く老舗の宮川本廛の鰻は奇をてらわない伝統の味

・都内に暖簾分け店舗も含め複数あり気軽にアクセル可能

・テイクアウトの鰻も買えるので自宅でも本格的な鰻を堪能できる

・土用の丑の日は非常に混みある可能性があるので予約が吉

東京の鰻文化についても今回は触れましたが豊かな歴史と進化の過程を通じて、私たちに深みと多彩さを提供しています。江戸時代から続く伝統的な調理法は現代の東京の鰻料理に息づいており特に「宮川本廛」は東京の鰻文化を深く体験できる場所として、特別な位置を占めていると思います。その深い歴史、独自の調理法、そして完璧なおもてなしは、訪れる全ての人々に深い満足感を与え「宮川本廛」でのうなぎ体験は、東京の歴史と文化、そしてその進化を感じさせる特別な食事なるかと思います。ぜひ一度お近くの宮川本廛に足を運んでいただけたらとおもいます。