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レトロな下町”横浜橋通商店街” 「江戸っ子」の絶品うなぎ弁当とは?【阪東橋】

外で食べるごはんの美味しさは別格、トモGPです。10月ももう後半になり暑さのピークも超え、自分の住む横浜も段々と過ごしやすい季節になってきました。天気の良い日は美味しいお弁当でも買って外でランチなんて最高じゃないですか。というわけで今回は美味しいお弁当を求めて横浜三大商店街の1つ"横浜橋通商店街"にある老舗惣菜店”江戸っ子”に行ってまいりました。

横浜三大商店街とは?

横浜に商店街は数あれど、いつの頃からか"横浜三大商店街"と呼ばれる通りがあります。それが「洪福寺松原商店街」「六角橋商店街」そしてもう1つが今回紹介する「横浜橋通商店街」です。どの商店街も風情がありそれぞれのカラーを持っていてどこか昭和の懐かしさを感じることができる魅力的な場所です。今回紹介する”横浜橋通商店街”以外の商店街も見どころは満載ですのでそちらの方はまた別の機会に紹介することができればと思います。

横浜橋通商店街

横浜橋通商店街は横浜地下鉄ブルーライン阪東橋駅から歩いて3分、大通公園沿いに商店街の入り口はあります。「安くていものが何でも揃う」と評判の横浜橋通商店街は近隣住民だけでなく遠方からも車や電車で訪れる人も多く、また小売だけではなく仲卸ろしとしての機能も果たしているこの商店街には関内駅周辺の飲食店からも多くの人が訪れます。戦前から地域密着型の商店街として存在していて、戦後は商業組合も設立され全国的に商店街の衰退が広がる現在においても日々多くの人で賑わう場所としてメディアにもよく登場したりします。

商店街の名誉顧問を務められるのは落語家の桂歌丸さん。歌丸さんはなんとこの商店街がある界隈、南区真金町出身なのです。歌丸さんの柔らかいお人柄が商店街の親しみやすい雰囲気とまさにぴったり、当然地元でも大人気です。

全長350mにも及ぶこの商店街はアーケードに覆われていて雨天でもゆっくり買い物を楽しむことができるのは他の横浜三大商店街と異なる大きなポイントです。

訪れたのは平日の昼間、入ってみて驚いたのはその活気です。生鮮三品が豊富で飲食店を含めると6割方の店舗が食に関わるお店とのこと。

そして歩いているだけでビンビンに感じる昭和レトロ感はまるでタイムスリップしたかのような錯覚をおぼえる程。目と鼻の先にある近代的なみなとみらいの街との対比もまた興味深く、エイジングを重ね味の出まくった歴史を感じる雰囲気のお店達が軒を連ねます。

特にメインの通りから左右に伸びる脇道なんかは雰囲気も抜群、特に昭和の面影を感じることができます。

衣類や日用品も良い意味でごちゃっとした下町感がたまらないですね。

中国や韓国といったアジア系のお店が多いのも横浜橋商店街の特徴で普通のお店ではあまり見かけない様な現地の食材も安く手に入れることができるのです。

この様に食料品だけではなくアジア系の飲食店が豊富なのも横浜橋商店街の特徴かと思います。まるで異世界にでも迷い込んだかの様に時間を忘れていつまでも散策できてしまうのが横浜橋通商店街なのです。

江戸っ子〜うなぎ蒲焼・佃煮 手作りの店

そして今日の目的地はここ、大通公園側の入り口から商店街に入ってすぐ右側にあるお店”江戸っ子”です。鰻の蒲焼と佃煮や惣菜を販売する創業60年という老舗のお惣菜屋さんです。

種類が豊富な人気の佃煮からその時々の魅力的な惣菜まで常にお客さんが絶えないお店ですが1番のおすすめはやはり、

そう、”鰻の蒲焼”です。横浜の鰻の名店としては以前に関内にある”割烹わかな”を紹介しましたが、実は横浜橋通商店街にあるこの”江戸っ子”というお店も知る人ぞ知る鰻の名店なのです。

www.honknowblog.com

静岡県産の鰻を毎日仕入れ店内でさばき提供してくれる非常に貴重なお店です。うなぎはサイズごとに小から特上までの4種類、蒲焼単体だけではなくごはんに乗せ”うなぎ弁当”にもしてもらえます。お持ち帰りと言えどこの大きさの国産鰻をこの価格で食べられるお店はなかなかありません。

しかも注文してから奥で店主が焼いてくれるのでもちろんできたての熱々です。4〜5分はかかりますので その間に他の買い物なんかを済ませておくと良いかもしれませんね。

この日はお腹も減っていたので奮発して1番大きい特上を購入、無事に”うなぎ弁当”をゲットできたので早速向かいの大通公園へ行って食べることにしましょう。

袋から取り出してみるとこんな感じ、お弁当の他にお新香と山椒そして別に蒲焼のタレも付属しているのが嬉しいポイントです。それではオープン!

蓋を開けた瞬間に香ばしい香とともに現れたのは容器に敷き詰められたご飯の上に乗せられた熱々の鰻、美味しく無いわけがありません。本物の味であることは一口食べればわかります、飾りっ気無し直球ド真ん中の味付けですが鰻の質、タレの味わい、ごはんの炊き加減その全てがパーフェクト。最上級の王道を味わうことができます。

肉厚の静岡県産の鰻は食べ応えも十分、キラキラに輝くタレが染み込んだごはんがまた食欲をそそるのです。付属のタレもついていますから甘辛いあの味が大好きな人は迷わず”追いタレ”しちゃいましょうw。

外はカリッとしていて中はふわふわの鰻は文句のつけようが無い美味しさ、付け合わせのお新香がタレの甘さを引きしめてくれます。ごはんの量もたっぷりで見かけによらずボリューミー、大食いのメンズでも十分満足できる量です。しかもこんなに天気の良い日に外で食べればその美味しさは倍増。商店街の目の前には縦に長く伸びる大通公園がありますからみなさんもぜひ、最高の”うなぎ弁当”を持っておでかけしてみてはいかがでしょうか。