「どうする?」「GOする?」さじゃんです。先日、美容室のある永福町から東京駅までタクシーをGOアプリで利用しました。都内においてタクシーアプリは「GO」もしくは「S.RIDE」の2強状態に実質なっておりますが、圧倒的なプロモーションとアプリの使いやすさにより個人的にはタクシーGOを起動してしまうことが多いような気がします。2021年のデータにはなりますが、この当時はGO,DiDi,Uber(日本ではUberTAXi)の三社が強かったようです。
都内を走るタクシーを今年現在みていくと、先程もお伝えしたようにGOとS.RIDEをよく見かけるような気がします。そんな中最大手であるGOから登場したプレミアムサービスが今回自分が利用したGOプレミアムです。
都内の限られたエリアで試験運用中
ー快適な移動空間ー
広々した車内空間でゆったり過ごすことができ、最大6人までのグループでの移動や荷物が多いときに最適です。※現在の車両はアルファードのみとなります。
ー予約不要・最低料金なしー
ご利用にはハイヤーのような事前予約や最低料金は必要なく、使いたい場合に「GO」で呼んでいただくだけです。(「GO PREMIUM」の配車にはプレミアムチャージがかかります。)
ー良質な接客サービスー
「GO」ご利用のお客様からの乗車後評価において高評価を得た乗務員やハイヤー乗務員が中心となって安心・安全かつ快適な移動を実現します。
(公式HP)より
という説明があるものの、ちょっとざっくり表現されていて分かりにくいですね。アプリでの配車画面を見ると分かりやすいかもしれません。
通常通りの配車手順で画面にプレミアムを選択できる条件がそろうと(エリア、空車状況など)表示されるようになります。プレミアムと名のサービスなのでさぞかし高額なチャージかと思いきや今回乗せていただいた運転手さんのお話によると高くても数百円レベルですよーと言う感じのようです。
今回はなんと無料アップグレード!
永福町のいつもお世話になっている美容室前にGOにてタクシー配車をするとご覧のような表示に!
”プレミアム車両が到着予定です”
最初は頼んでないよ!と思ったので焦ったのですがよくよく読むと、
”特別オファーのためこの乗車でプレミアムチャージは発生しません”
との文字。安心はしましたがシステムが良くわかっていないためどんな車両が来るのかも全く不明のまま。
タクシー位置を知らせる画面には、
「屋根上の行灯や迎車表示がありません。ご注意ください」
アルファードらしきイラストとプレミアムの文字、さらにご覧のようにタクシーっぽくない見た目をしています!との注意書きも。待つこと数分、いつも配車をお願いする時間プラス1,2分で無事に到着!
(運転手さんの許可を得て車両の内外装の写真を使用しています)
確かに行灯もロゴもLEDサインの「迎車」の文字もない緑ナンバー以外は普通の黒のアルファードが到着しました。運転手さんがわざわざ降りてきてドアを開けてくださるホスピタリティ!お抱えの運転手さんに来てもらったような気分です。
室内に入ってもいつもの料金メーターや運転手さんの免許証(許可証)も見当たらず、パッと見タクシーには全く見えません。しかも2列目はベンチシートではなく、グリーン車の様なプレミアムシート搭載!
この時点でセレブになったような気もw 心のなかでテンションはぶち上がっていますが冷静にここからは丁寧にいろいろ教えてくださった日本交通の運転手さんから伺ったGOプレミアムのお話を中心にお届けします。
Q.頼んでいないのになぜGOプレミアムになったのですか?
A.お客様がオーダー時にきちんと行き先(今回の場合は東京駅)を指定してくださっていたのと、乗車位置がGOプレミアムサービスのエリア内だったからです。※エリアは2023/05/31現在ご覧の範囲だそうです。
Q.なぜ今回は無料アップグレードとなったのでしょうか?
A.GOアプリの会社がプレミアムサービスの認知度を上げるためにキャンペーン的に行っていて、プレミアム車両に空きがあってエリア内であれば今回のように無料でプレミアム車両が呼ばれる可能性があります。プロモーションの一環だと思っていただければ。
Q.料金メーターや決済端末などすべて搭載されていませんよね?
A.はい、基本的には普通のアルファードのタクシーと同じなんですが決済はGOアプリ上で行っていただき領収書等を印刷する機能すら基本的には搭載しておりません。アプリでの決済を基本とした特別仕様の車両と思っていただければ。
Q.この車両は日本交通さんのもので運転手さんも日本交通の方でしょうか?
A.実は車両はGOタクシー本社の所有となっており、私〇〇は日本交通の所属の運転手です。一定以上の経験や条件をクリアしないとプレミアム車両の運転手にはなれません。GOタクシーが日本交通に車両を貸与して運用しているのが今回のプレミアムのシステムなんです。
Q.結構頼まれる方は多いのですか?
A.それがまだすごく認知されていると言う訳でもないですし、ある程度の会社の規模の方は自前で運転手さんを雇用していたりするのでGO側としては”ハレの日”や”特別感の演出”などに一般の方が利用して欲しいとのことでした。
(想定される利用シーン:公式HPより)
Q.アルファード自体の乗り心地も非常に良いですし通常料金の数百円なら個人的にはプレミアムを利用したのですが。
A.6人まで乗車可能ですので大人数の乗り合いだと実は割安だったりもして運転手である自分としてもシーンによっては非常に使い勝手のあるサービスだと思っています。乗り心地も良いですし、遠い距離での利用がオススメですね。
日本交通の〇〇運転手さん、丁寧に取材に応じてくださりありがとうございます!!プロブロガーじゃなければ寝ているところでした!笑
まとめ
・GOアプリ利用時に目的地を設定すると(しないと来ない)プレミアムになる可能性あり!
・しかも無料アップグレードもありえる
・現在のところエリアは限定的
・特定のシーンで利用したい場合は事前にGOアプリ側に相談を
・シンプルにアルファードの乗り心地にも感動
・大人数の乗り合いでは結果的に安くなる場合あり
・運転手を雇うほどでは無いが快適に移動したい経営者にもオススメ!
という訳で意図せず今回GOプレミアムの車両に乗れた訳ですが非常に乗り心地もよく室内も広くおそらく一般タクシー界では最上の空間だと言っても過言ではありません。
足元も広々でスーツのような革靴のようなビジネスシーンでも今回の東京駅への快適な移動が実現して本当に癒やされました。小うるさいタクシー広告のモニターもありませんし、運転手さんを雇ったかのような体験でした。こういった差別化を図りサービスをアップデートするGOタクシー。今後もプレミアム車両は利用しようと考えています。皆様にもこの快適空間を味わっていただきたい!現場から編集長さじゃんでした。