GクラスはEVになっても無くならないで欲しい!さじゃんです。某スーパーカーを降りゲレンデ(メルセデス・ベンツGクラス)に乗り換えた自分ですがレビュー記事をいくつか書かせて頂きお陰様で好評を頂いております。
納車後半年となり、Gクラスに乗ることが日常になり6000km経過した今思うことを素直に綴ってみようと思っています。Gクラスに限らず2022年は中古車市場が異常な高騰をみせクルマの売り時だったわけですが、2023年現在相場は下降傾向というかGクラスを含めプレ値が付きすぎていた雰囲気がプレ値前に戻った印象です。ロレックスと違って年式や走行距離、グレードで中古車の価格が変動しますので一概に言えませんが
個人的には100~200万円ピーク時から下降
し今が買い時とも言える状況になったかと思います。相場が下がったとはいえ、供給状況が改善したわけではないのでいつ高騰に転じるかもわかりません。現行型が登場して約5年になりますので中古市場に球数は増えては来ましたので購入を検討される方は今年はいい時期のようにも感じます。そんな自分が納車後半年で6000km(平均約月に1000km)走破し冷静になってきてみえてきたデメリット、メリットを個人的な主観から紹介していこうと思っています。
メリット:慣れると非常に運転しやすい
レンジローバーでいうコマンドポジション的な窓の大きさやアイポイントの高さが非常に運転しやすく、SUV全盛の現代において車高高い車に囲まれても一段高い視点での運転姿勢は遠くまで交通状況を見通せて危険察知も他車よりも早めに察知できることから慣れると非常に安全なクルマ、運転しやすい車という認識に変わりました。
過去には上記のように「ほぼ、ランボルギーニ」であるアウディR8に乗っていたり、クラシックカーの元祖のようなクラシックミニに乗っていたりと
最低地上高が低い車ばかり乗り継いできた自分としては、ゲレンデのGクラスの視界は同じ車とは思えないほど別物でトラックやバスを運転している感覚に近いのかもしれません。都内の狭い道であっても複雑な道路状況である都内中心部においても意外に女性ドライバーが多いのにはこの様な理由があるのかもしれません。
デメリット:駐車場は選ぶかも
左側が旧型のGクラスで右側が現行の自分のGクラスです。見比べないと大きさやモデルチェンジが分からないという声を聞きますがこうして並べてみるとやっぱり現行のゲレンデはかなり巨大な感じがします。全高はさほど変わらないようにも見えますが、全幅である幅は先代の1780mmに比べて1930mmとかなり巨大化しています。恣意的に隣の旧ゲレンデと離して停めましたがこうした路面駐車場でもやや気を使いますし、コインパーキングではフラップ式の駐車設備にホイルが当たるかもと感じて狭さを感じたりもします。あれだけ港区や都内で見かけるGクラスではありますがコンパクトカーと同じ感覚で駐車場を探せるという訳ではないようにも思います。
メリット :ディーゼルエンジンの経済性と信頼性の高さ
人生初のディーゼルエンジン搭載車を購入しましたが、メルセデスのディーゼルエンジンの完成度の高さは経済性だけでなく静粛性や加速性能にも優れAMGモデルもあるものの個人的にはビュンビュンコーナーを攻めて飛ばす車ではないので現行Gクラスを購入するのであればディーゼルモデルがベストバイだと思います。旧型ゲレンデと比較すると望外に良くなった乗り心地やほぼ最新のインターフェイスが搭載され個人的には快適性やユーザビリティには完全に満足しています。個人的に購入を検討した、レンジローバー新型ディフェンダーは電装系のトラブルや雨漏りの事例があるようでこうしたトラブルは新型Gクラスでは当然聞かれませんし自分の個体もトラブルは無縁です。常にプレ値で販売されるGクラスですがリセールバリューの高さもあり、いつ買ってもお買得な車には変わりないと思います。
まとめ
今回は納車後半年で気持ち的にも気分的にも冷静な状態でシンプルに普段感じているメリットデメリットを綴ってみました。運転のしやすさ、工業製品としての信頼性の高さやディーゼルの素晴らしさを享受しますます愛着が湧いている素晴らしい車だと思います。サイズ以外のデメリットで言えば都内特に港区で異様に見かける、かぶると言う希少性はない車種ではありますが富裕層に長く愛される理由が今回購入して理解できたような気がしています。価格が落ち着いたとはいえ安い価格帯ではない車ですが、予算が合えばぜひ一度は購入し所有して損はない一台かと思います。