先日購入したShokzのOpenFit。これまで毎日つかっていたAppleのAirPods Proと入れ替えてしばらく使用してみました。
Shokzはオープンエア型のイヤフォンを提供し、ユーザーに自然な聴覚体験とともに周囲への認識力を与えます。一方、AppleのAirPods Proは、アクティブノイズキャンセリング機能と高品質な音質で、没入感あふれる音楽体験を提供します。まったく違うアプローチで作られた2つを比較レビューしてみます。
装着感
個人的にAirPods Proを数時間装着したままでも問題ない体質なのですが、OpenFitは耳の穴を塞がないので、装着していたことすら忘れてしまいそうになります。
また、AirPods Proは何かの作業中に耳からポロッと抜け落ちてしまうこともありました。しかし、OpenFitは耳にかけているので走っても外れることはほぼありません。
防水性能
外に出るだけで汗をかいてしまう夏でもOpenFitなら問題なし。IP54で完全防水じゃないですが、着けたままプールに入っているツワモノもいるようで、汚れたら軽く水洗いしても大丈夫そうです。
AirPods Proは防水性能はないので多量の汗なども気をつける必要があります。
iPhoneとの連携
これは比較するまでもなくApple製品のAir Pods Proに軍配があがります。
OpenFitはマルチポイントに対応していないので、複数のiPhoneと同時に接続することができません。
接続したいiPhoneを切り替えたいときは、ケースにしまう→イヤホン2個長押しで登録モードにする→切り替えたいiPhoneから接続
という作業が必要になるので、切り替えながらの使用は現実的ではありません。
会社用と個人用の2つのiPhoneを持ち歩いている身としては、AirPods Proを着けていれば、どちらに着信があってもIPhone本体やAirPods Proのボタンを押すだけで応答できたり、特に意識することなく2台を行き来できていたので1台専用で使うようにする必要があります。
着信動作
AirPods Proを装着してiPhoneに着信があったとき、iPhone本体で応答してもそのままAirPods Proで通話できるのですが、OpenFitを装着している状態で着信があったときに、iPhoneで応答してしまうとイヤホンでの通話にならないのが不便だったりします。OpenFitをタップして応答すればそのまま通話できるのですが、iPhoneで応答してしまうと、上の画像のように通話さきがiPhone本体になってしまい、通話先をイヤホンに変更し直さないといけないので手間だったりします。将来的にファームウェアの更新なので改善されることを期待します。
装着センサがない
AirPods Proには装着センサが付いていて耳から外すと再生も止まるのですが、OpenFitにはセンサがないので、はずして机においておいたらずっと再生していたということがありました。ケースにしまえばちゃんと再生は止まります。
探せない
当然のことながらApple製品のAirPods ProはiPhoneの探す機能で置いてある場所を探すことができます。AirPods Pro2はスピーカーも付いて音を出すこともできるので何度助けられたことか、、、。Shokzだけでなく他社製品が探せないのは仕方ないですが無くさないように気をつけないといけません。
まとめ
AirPods Proを毎日使っていた状況でOpenFitを導入してみましたが、完全にOpenFitに置き換わるかと思えばそうでもありませんでした。そもそも設計思想から違うので、じっくり音楽や動画を楽しみたいときはAirPods Pro。運動や作業をしながら使いたいときはOpenFitと両者が互いに補完し合うことをができる製品でしたので、自分の使いたい状況に合わせて購入するのをおすすめいたします。