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第二世代AirPods Proを第一世代と徹底比較してみた【AirPodsPro2022】

スタイリッシュで音質の良いイヤホンとして人気を博しているのが、AppleのAirPodsです。Appleらしい秀逸なイヤホンに仕上がっていますが、特に上位機種であるAirPods Proはノイズキャンセリングなどの機能があり実用性が高いです。
2022年9月には、待望の第二世代が発表されてさらに注目を集めています。では、AirPods Pro2とは一体どのようなイヤホンなのでしょうか。AirPods Pro2の特徴などを実際の使用感を交えて紹介します。

AirPods Proとは

AirPods Proとは、AirPodsの上位機種となるイヤホンです。
初代AirPods Proは2019年10月に発表され、AirPods Proではシリコーン製イヤーチップを耳にはめ込むカウル型の形状が採用されているのが特徴です。また、イヤーチップについても3サイズ用意されており、耐汗耐水性能も誇るため長時間の着用やスポーツ時に着用するのに向いています。
さらに、AirPods Proは外部の雑音をカットできるアクティブノイズキャンセリング機能がある点も魅力的です。
AirPods Proは、充電機能と収納機能を兼ねたケースが標準で付属し、1回の充電で最大5時間程度の連続再生が可能です。また、充電ケースは合計24時間分相当を充電できます。
キャリングケースとしても有能であり、蓋を開くだけでiPhoneやiPadなどのApple系デバイスに認識されます。AirPodsはすでに第三世代まで進化したのに対して、AirPods Proは2022年9月に第二世代が誕生した形です。

AirPods Pro2で進化したポイント

AirPods Proは比較的完成度が高いイヤホンに仕上がっていますが、AirPods Pro2によりどのように進化を遂げたのでしょうか。
AirPods ProとAirPods Pro2のスペックを比較した結果が、こちらです。

デバイス名

AirPods Pro2

AirPods Pro

サイズ

30.9×21.8×24.0 mm

30.9×21.8×24.0 mm

重量

5.3g

5.4g

耐汗・耐水性能

本体:IPX4

ケース:IPX4

本体:IPX4

Bluetooth仕様

5.3

5.0

使用チップ

H2ヘッドフォンチップ

H1ヘッドフォンチップ

バッテリー性能

音楽の連続再生:最大6時間(空間オーディオ・ヘッドトラッキング時は最大5.5時間)

連続通話:最大4.5時間

充電ケースとの併用:最大30時間の再生時間

音楽の連続再生:最大5時間(ノイズキャンセリング時は最大4.5時間)

連続通話:最大3.5時間

充電ケースとの併用:24時間以上の再生時間

サウンド性能

2倍のアクティブノイズキャンセリング

適応型環境音除去

アダプティブイコライゼーション

ハイダイナミックレンジアンプ

パーソナライズされた空間オーディオ

ダイナミックヘッドトラッキング

アクティブノイズキャンセリング

外部音取り込みモード

アダプティブイコライゼーション

ハイダイナミックレンジアンプ

パーソナライズされた空間オーディオ

ダイナミックヘッドトラッキング

センサー性能

肌検出センサー

動きを感知する加速度センサー

音声を感知する加速度センサー

タッチコントロール

デュアル光学センサー

動きを感知する加速度センサー

音声を感知する加速度センサー

感圧センサー

充電ケーススペック

ストラップループ

スピーカー

Apple U1チップ

大きさ:45.2 ×60.6×21.7 mm

重量:50.8 g

大きさ:45.2×60.6 ×21.7 mm

重量:45.6 g

イヤーチップ

L、M、S、XS

L、M、S

価格

39,800円

38,800円

上記スペックを比較すると、外観上に大きな変更はないものの、基本性能がアップしていることが分かります。
では、具体的にどのような違いがあるのでしょうか?
ここでは、AirPods Pro2により進化したポイントについて解説します。

H2ヘッドフォンチップによる性能の向上

AirPods Pro2では、新たに内蔵チップとしてH2ヘッドフォンチップを搭載しています。
前モデルに搭載されていたH1チップと比較して、トランジスタの数は2倍にあたる約10億個も使用しています。高性能なチップの導入によって、以下のような点で大きな進化を遂げているのが特徴です。

音質のアップ

AirPods Pro2では、H2ヘッドフォンチップと専用のハイダイナミックレンジアンプにより、さらに音質がアップしています。
メリハリのあるサウンドを楽しめるのが魅力的で、前モデルから着実な進化を遂げているのが特徴です。
空間オーディオをオンにすれば、まるで目の前でライブが行われているかのような立体的なサウンドも楽しめます。

ユーザー毎のチューニングに対応

AirPods Pro2では、耳に装着した状態でH2チップがユーザーの耳に合わせた音をリアルタイムでチューニングする機能があります。
iPhoneなどから容易に設定可能で、自分にとってベストな3Dサウンドを楽しめる点が魅力的です。また、チューニングといっても自動で最適条件を見つけてくれる点も評価できます。

アクティブノイズキャンセリング機能の向上

高機能なイヤホンでは、ヘッドフォンのようにノイズキャンセリング機能が実装されるのが常識的になりつつあります。ただし、インナーイヤー型を採用しているAirPods Pro2では、ノイズキャンセリングを完全に実現するのは難しいデザインとなっているのは事実です。
そこで、AirPods Pro2ではH2チップの性能によりアクティブノイズキャンセリング機能がさらに向上しています。前モデルから約2倍の性能があり、周囲の雑音をカットして集中したい際におすすめです。

適応型環境音除去の向上

ノイズキャンセリングは便利な機能である反面、周囲の音を完全に遮断すると危険な場合があります。特に、歩行中に周囲の音が聞こえないと事故などに巻き込まれる可能性もあるので危険です。
そこで、AirPods Proでは適応型環境音除去という機能があり、騒音などの大きな音のみを遮る機能があります。AirPods Pro2では毎秒48,000回の処理が可能となり、さらに高精度で適応型環境音を除去できるようになりました。

タッチコントロールに対応

AirPods Pro2では、タッチコントロールに対応した点も見逃せないポイントです。
メディア再生だけに留まらず、第一世代にはできなかった音量調整を軸部分から直接操作可能となりました。これにより、AirPods Pro2だけでさまざまな操作ができるようになり、より利便性が高まった形です。

連続再生時間が最大6時間にアップ

一般的に、高性能となると消費電力が増加してしまう印象があります。
H2ヘッドフォンチップではトランジスタの数が約10億個に増えており、なおさら消費電力が増えると思いがちです。ただ、実際には省電力化も実現しており前モデルから1時間アップの連続再生時間が最大6時間の使用が可能です。
充電ケースを使用すれば、イヤホンを4回フル充電でき、ケース込みで30時間使えるのでよりケース自体の充電する回数を減らせます。また、Lightningケーブルだけでなく、Magsage充電器にも対応しており、ケースを置いておくだけで充電することも可能です。

スピーカー内蔵

スピーカーが内蔵され、AirPods2を充電するなどのアクションを実行時、充電ケースのスピーカーからチャイム音がなるようになりました。また探す機能を使用したときに音を鳴らすことも可能です。スピーカーの搭載などにより、充電ケースの重量が約5g増加していますが、さほど気になる内容ではありません。

第二世代 AirPods Proまとめ 

第一世代の不満点をうまくブラッシュアップし、正常進化した第二世代 AirPods ProはAppleのデバイスらしく使い勝手が良くクオリティの高いアイテムに仕上がっています。
価格的には円安の影響で高騰していますが、iPhoneとの連携もスムーズで一度使うと他に移ることが難しくなる完成度は価格に似合った魅力的なイヤホンです。

www.honknowblog.com

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