動画作成経験がなくてもAIが半自動で動画をつくってくれるサービスFliki。ブログ記事やパワーポイントなんかを元に動画も作ってくれるというので無料登録の範囲で使ってみました。
ブログ記事を指定するだけでほんの数分でできあがったとは思えない動画が生成され、実際に同じような動画を1から作ることを考えるととんでもない時間短縮となりました。
動画自動生成サイトFliki
まずはFlikiのサイトにアクセスアカウントを作成します。今回はgoogleアカウントでログインしてみました。
ログイン後のホーム画面はこんな感じ。サンプルビデオとオーディオが表示されています。
Flikiの利用はクレジット方式。動画や音声の生成時間によってクレジットが消費されます。Account 画面からFreeeプランだと月に合計5分まで使えます。音声付き動画を生成すると、2~3分消費するのでFreeプランだと試しに1つ作るぐらいは可能です。
新しい動画を作るにはホーム画面で「New File」をクリック
作成する動画の設定を行います。
言語と方言はそのままJapaniseとJapanで
ファイル名は好きなファイル名を入力
動画のアスペクト比は1:1か9:16の縦長か16:9の横長を選択できます。
ここではブログから動画を作るのでStart withでBlogを選択します。
ブログ記事以外にもパワーポイントやXのポストからも動画を作成することができるようです。
試しに当本能ブログ内のインドカレー屋ボーディセナの記事を動画にしてみます。
Blog URLに
https://www.honknowblog.com/entry/2024/01/14/103000
を指定して、あとはそのままSubmitをクリックします。
AI AvatarやSound Effectsは有料プランでのオプションになっています。
すぐに動画の生成が始まり、ウィンドウしたのプログレスバーが進みます。
なぜかエラーに。うまくアクセスできない模様。はてなブログとの相性が悪いのかもしれません。
仕方ないので、noteの記事で再チャレンジしてみます。
noteの記事を指定したところ無事動画を生成できました!
ボタンを押すだけで、記事を読み込んで9つものシーンにわかれた動画を生成して、音声とBGMまで付いているなんて恐ろしい時代になりました。多少の編集は必要ですが、そのまま公開しても問題ないぐらいのクオリティ。同じものを1から作成したらどのぐらい時間がかかるのか想像できません。これはすぐ課金したくなるレベル。
動画編集画面の説明はこんな感じ
左側に各シーンで使われている素材が表示されていて、それをクリックすると各素材の編集メニューが表示され、編集を行うことができます。右側のメニューは各素材のオプションが表示されます。はじめてでもなんとなく使い方がわかるようなUIとなっておりそこまで難しいことはありません。
生成された動画の編集
一部テキストがアルファベットになっていたり、読み上げテキストに不要なものが入っていたりするのでテキストを少し変更したければ、変更したい箇所のテキストボックスを選択して、内容を変更するだけ。左側のオプションから音量や表示する場所、フォントなどの変更が可能です。
オプションも多彩
テキストを読み上げる音声の種類もこんなに用意されています。
動画の背景で使われている画像はブログから取得した画像になっていますが、記事内容に関連した画像や動画も多数提案してくれるので変更することもできます。Freeアカウントのままだと使える量は少ないですが、どんなものが使えるか確認することは可能です。
動画上に表示されているピクチャー・イン・ピクチャーの画像もたくさん
動画の書き出し
編集が完了したら、画面上部のメニューバーからDownloadをクリックすると動画の生成が始まります。
動画の生成が完了するとメールが送信されます。今回は1分の動画なのでちょっと待てば完了しました。
動画の生成が完了すると、完成した動画の再生とダウンロードが可能になります。ダウンロードした動画はそのままYoutubeやTiktokで利用可能となります。
動画を1本生成したらクレジットを2.7分消費していました。freeアカウントだと動画1本程度しか使えませんが把握するのには十分です。このまま使い続けたい場合は有料アカウントにアップグレートする必要があります。
有料アカウントは年払いで252ドル(21ドル/月)となり、180分/月のクレジットと動画のウォーターマークのない1080pフルHDの動画を作成できます。サイト内で用意されている動画や画像、音声素材の使い放題。AIアバターの利用など多くの機能が使うことができるようになります。
そうしてできあがった動画がこちら。若干のテキスト変更と音声やBGMの変更したぐらいでほぼ自動でできあがったものをそのまま使っています。