レゴブロックは、世代を超えて愛され続けるクリエイティブな玩具です。しかし、新しいセットを作ったあとにバラバラにされたレゴは時間が経つと使われなくなってしまいます。そんな中、使われなくなった山のようにあるレゴの復活を後押しするアプリ「Brickit」があります。このアプリは、眠っているレゴブロックに新たな命を吹き込み、創造の楽しみを再発見させてくれます。今回は、Brickitの魅力と使い方を紹介します。
Brickitとは?
Brickitは、手持ちのレゴブロックをスキャンし、それらを使って作れる様々なモデルの提案をしてくれるアプリです。スマートフォンのカメラを使ってブロックを撮影するだけで、あなたのコレクションをデジタル化し、何百ものビルディングアイデアを提供してくれます。このアプリは、レゴブロックを新しい方法で楽しむための素晴らしいツールと言えるでしょう。
主な機能
- ブロックスキャン: アプリを開き、レゴブロックの上にスマートフォンをかざすだけで、ピースがデジタル化されます。このプロセスは迅速で、数千ピースものブロックを数分でスキャンできます。
- ビルド提案: スキャンしたブロックから、アプリはあなたが作成可能な様々なモデルを提案します。これらの提案は、持っているピースに基づいているため、新たにブロックを購入する必要はありません。
- 組み立て手順: 選択したモデルには、詳細な組み立て手順が付属しています。これにより、新しいプロジェクトに取り組む際の不安を解消し、スムーズに作業を進めることができます。
- コミュニティ機能: 自分の作品をアプリ内で共有したり、他のユーザーの作品を見たりすることができます。これは、インスピレーションを得るための素晴らしい方法です。
Brickitの使い方
BrickitはiOSおよびAndroidデバイスで利用可能です。アプリストアからダウンロードし、簡単なアカウント設定を行うだけで、すぐにレゴブロックのスキャンを開始できます
スキャンするにはLEGOを平らに広げて
大きいピースを取り除くだけ
50-70cm離してボタンをタップするとスキャンが始まります。
バババババーっとブロックをスキャンして、今回は176個のブロックがスキャンできました。このブロックから237個アイデアを提案することができるようです。
このように写真で作ることができる形を紹介してくれます。
例えばこのサンタが乗ったトナカイを作りたいと思ったら、写真をタップすると
このように一つ一つ作り方を表示してくれます。
さらに便利なのが先程スキャンした山のどこに必要なブロックがあるかも提示してくれるところ。作りながら動かしてしまうので少しズレてしまいますが、それでもある程度どこにあるのかを教えてくれるのはすごく助かります。
このハルクを作りたいと思ったら
作り方を教えてくれますし
必要なブロックがどこにあるか教えてくれます。さすがに色は違いますが形は同じのものをしっかり提示するのがすごいです。
Brickitの料金
さすがにこんな高機能のアプリは無料というわけにはいかず、まず7日間のフリートライアルでしっかり使い心地を試すことができます。
その後は800円/月か6000円/年か15,000円の買い切りかを選ぶことができます。15,000円とちょっと高いですが、買い切りのプランがあるとそれも選択肢になりそうな高機能。家の状況によってプランを選択するといいでしょう。
Brickitを使えば、手持ちのブロックを再利用し、無限の創造性を発揮することができます。家族や友人と一緒に、または個人で、新しいビルディングプロジェクトに挑戦してみてはいかがでしょうか。Brickitは、あなたのレゴ体験をより豊かで楽しいものに変えてくれることでしょう。