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圧倒的な絶景に息を呑む”堂ヶ島マリンの青の洞窟”に行ってきた(前編)【ライカQ】

(LeicaQ Typ116)

絶景だけを求めるのなら何時間でも運転できる!さじゃんです。今日は伊豆の西端にある堂ヶ島マリンに人生で始めて行ってきたのでお届けします。

深い青が海と空を隔てる境界をぼかし、岩肌に映える日差しが波間を金色に染め上げる。そんな風景が広がる場所、伊豆半島の西端にある堂ヶ島。ここはただの観光地ではなく、大自然が何百万年もの歳月をかけて作り上げた芸術品そのものです。堂ヶ島マリンは、この自然が創り出した驚異の一部を間近で感じることができる、まさに特別な場所。

青の洞窟をはじめ、壮大な自然景観の数々は、訪れる人々に深い感動と発見の瞬間を提供してくれます。この記事では、そんな堂ヶ島マリンの魅力を余すことなく紹介し、その美しい景観がどのようにして形成されたのか、そしてどのようにしてこの地を訪れることができるのかを探っていきます。堂ヶ島への旅は、ただの逃避行ではなく、自然の中での再発見と、地球という星の息吹を感じる旅になるでしょう。

アクセスは正直悪い。。。

電車でのアクセス
電車を利用する場合、2つの主要なルートがあります。まず、伊豆箱根鉄道を利用し修善寺駅まで行きます。修善寺駅からは、東海バスの松崎行きに乗車し、約70分のバス旅の後、堂ヶ島に到着します。もう一つのルートは、伊豆急行を利用して伊豆急下田駅に行く方法です。伊豆急下田駅からは、東海バスの堂ヶ島行きに約60分乗車し、堂ヶ島に到着します。これらのバスは堂ヶ島で下車しますので、目的地まで迷うことはありません​​。

自動車でのアクセス
自動車を利用する場合、東京からのアクセスは主に東名高速道路を利用し、沼津ICで下車、国道1号線を経由して伊豆半島に入ります。その後、国道136号線を西伊豆方面へ進むと、堂ヶ島マリンに到着します。また、別のルートとしては、静岡方面からのアクセスでは、清水港から駿河湾フェリーを利用し土肥へ渡り、そこから車で約30分で堂ヶ島マリンに到着することができます。堂ヶ島マリンには大型の無料駐車場があるため、車での訪問も非常に便利です​​。

とはいえ新宿から車で向かったのですが、グーグルマップで3時間半予想、実際には4時間近くかかったので日帰りでも行けなくはないのですが相当な覚悟が必要なので伊豆に一泊するのが基本的にはオススメですw

自然彫刻”水と風”

(LeicaQ Typ116)

堂ヶ島の美しい景観は、数百万年の地質学的変化と自然の作用によって形成されました。この地域は、伊豆半島の一部であり、その地形と地質は海底火山の活動、特に噴火とそれに伴う火山灰や軽石の堆積に大きく影響を受けています。堂ヶ島海岸に見られる特徴的な白い火山灰層や、海が創り出した美しい海食洞「天窓洞」は、その最も鮮やかな証拠です​​。海食洞である天窓洞を含む堂ヶ島の地形は、長い年月をかけて海水と風によって形成されました。波の力は、岩石を徐々に侵食し、洞窟や奇岩を作り出しました。これらの自然の彫刻作品は、観光客にとって圧倒的な美しさを提供しています。伊豆半島は、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込む複雑な地質学的境界に位置しています。この活発なプレートの動きは、地震や火山活動を引き起こし、伊豆半島の地形を形成する上で重要な役割を果たしています。堂ヶ島の地質もこの大規模な地球の動きの結果です。堂ヶ島の地形は、特に海底火山活動の結果として形成されました。噴火によって放出された火山灰や軽石が堆積し、その後の侵食作用によって今日見られるような独特の地形が形成されました。これらの火山性堆積物は、堂ヶ島の美しい景観の基盤を形成しています。

(LeicaQ Typ116)

堂ヶ島の景観は、自然の力と地球の動きが融合して作り出された芸術作品です。海の侵食作用、風の彫刻、火山活動の痕跡は、この地域を訪れる人々に、自然の壮大さと地球の複雑な歴史を思い起こさせます。堂ヶ島は、自然と地球科学の驚異を目の当たりにできる貴重な場所であり、その美しさと科学的価値は、訪れるすべての人に深い印象を残します。

という訳で今回は堂ヶ島マリンへのアクセスとこの景観の成り立ちについてお話しました。次回はいよいよ洞窟クルーズへの出発ということで後編になります。ライカQで撮影するのも諸事情で今回が最後となりました。美しいこの堂ヶ島の魅力をさらにお届けできればと思っております。

後編はこちら↓↓

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