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新型メルセデスGクラス発表!現行G350d乗りが変更点を詳細解説します!【ゲレンデ】

Gクラスと911は継ぎ足したうなぎのタレ!さじゃんです。という訳で、Gクラス界隈ではかねてより強く噂されていたモデルチェンジ。とうとう正式にメルセデス・ベンツから発表となりました。

本当に現行モデルのオーナーの自分でさえパット見「どこが変わったの?」と言えるレベルの変更で正直びっくりしました。しかも、ガソリンモデルのモデルチェンジの前にEQGと呼ばれるEVモデルが先に発表される(日本導入)の噂もあったのに今回のアナウンスでは全く触れられませんでした。これはひとえにメルセデス・ベンツのEV戦略の方向転換にも関連があるのだと個人的には考えています。

世界的なEV需要の減退の煽りを受けて2030年までのすべてのラインナップのEV化を事実上諦めた形に。正直自分の担当していくれているヤナセの営業さんも

現状絶対にEV(EQシリーズ)は勧めない(インフラ・リセール等の理由)

と断言していたので実は内々にはメルセデス・ベンツがハイブリッド車やPHEVへ舵を切ろうとしていたのはメルセデスベンツ日本も掴んでいたのかもしれませんね。話を新型Gクラスに戻すと、今回のトピックは全モデルがハイブリッド車化し電動アシストが搭載されています。現行モデル乗っている自分が出来る限りの詳細な変更点を解説していこうと思っています。

1.エクステリアは空気抵抗の改善のみ

120km/hも出すと風切音がひどいGクラス。それでも現行のW463A型になり乗り心地や利便性が格段に上がったと言われていますが個人的にはG63みたいなスペックは結局Gクラスのキャラクターにあっているとは思わず、先代Sクラスのようなしっとりとした乗り心地で”ゆるゆる”とドライブするのが良いのかと思っています。とはいえ、空気抵抗を改善するためにフロントウィンドウ上部にスポイラーがついたりAピラー角が更に丸められているようです。

2.キーレス(ゴー)エントリー化

スマートキーの機能が日本車にも搭載されて久しいですが実は現行Gクラスには

キーのボタンで解錠→ドアハンドルボタン押し込み→乗り込む

というステップが必要でした。AMGを含め他のモデルでは鍵自体をポケットやカバンから出す必要がないのでやや不便でしたが”Gクラスに乗るとはこういう無骨なこと”と割り切り気にしていなかったのですがシンプルに便利になりそうで嬉しい機能追加ですね。ボタン部分も”G”ロゴが追加されよりアイコン的な意匠になっていると思います。

3.センターディスプレイのタッチパネル化

12インチ以上の大きなディスプレイを備えていながら実はタッチパネルではない、現行のGクラス。これは本当に不便で同時期に所有していたAMGがタッチパネルだっただけにたまに間違って触ってしまい”あ゛ー!!”と苛つくことも多かったので当たり前の進化に”最初から載せてくれよ”と言いたくなりますがGクラスの進化はこれぐらいゆっくりでもユーザーがついてくるという証拠でもあったりします。音声認識のMBUXも搭載されています。(個人的にはAMGであまり使ってはいませんが)

4.ADAS(運転支援)の進化

カメラの数が多くなったかは確認できませんが、とうとうGクラスにもステアリングアシストが搭載される見込みになりました。本格的クロスカントリー車なのでステアリング機構の影響でステアリングアシストが搭載不可能と当初見られていましたが結局今回最新世代のADAS(メルセデス名アクティブディスタンスアシストディストロニック)が搭載されより長距離ドライブの負担軽減をオンロードでの利用を重視した形になりました。個人的にはこれが一番嬉しいアップデートだったりします。

5.キープコンセプトな内装デザイン

以前紹介した現行Cクラスのメーター二分割型ではなく、現行モデル同様の横長の画面を2個繋げる形のデザインはキャリーオーバーされました。個人的には非常に気に入っていたデザインなので”分割されなくて良かった!”と思っています。エアコンの吹出口にもアンビエントライトが追加投入さらにゴージャスな内装になりそうです。

6.全モデルハイブリッド化

今回パワートレインも一新され現行G400dとG63だけだったラインナップが整理されました。

「G450d」:2989ccの直列6気筒ディーゼルターボ(367PS/750N)

「G500」:2999cc直列6気筒ガソリンターボ(449PS/560N)

「G63」:3982cc V8ツインターボ(585PS/850N)

3つのエンジンはすべてISG仕様となり電動アシストが搭載される事になりました。大きなトピックとしてはG550がカタログ落ちしていて(現行はV8)G500となり直6モデルガソリンとして復活。唯一V8を搭載するのがAMGモデルのみとG63の特別感を出すために登場した中間グレードのイメージです。個人的には350dに乗っているのでディーゼルの素晴らしさを日々感じていますしG400dの動力性能をさらに電動化によってブラッシュアップしたG450d今から楽しみな存在です。(買えるなら乗り換えたいと思っています)

まとめ

・最大のトピックは内燃機関の電動化(ハイブリッド)

・小変更がメインとなる事実上のマイナーチェンジ

・快適装備が充実した

大きくまとめるとこんな形ですが日本導入がとにかく楽しみですし、普通に買えないモデル(日本のHPにも購入出来ない可能性の記述あり)ではあるものの現行モデルのG350dを非常に気に入っているだけに450dにいつか乗り換えて長くGクラスは乗り継いでいきたいなと思っております。また詳細情報が確認できたらGクラスラバーの皆様の為にも情報をお届けしたいと思っています。