前回の超RIZIN2 RIZIN観戦記パート2からの続きです。
第4試合 トフィック・ムサエフ vs アキラ
実はムサエフVSグスタポの予定だったこの試合。グスタポの怪我によってパンクラス王者のアキラが対戦相手となりました。Bellatorライト級3位のムサエフにアキラがどのような試合を見せるのか楽しみです。
アキラ入場
第8代ライト級パンクラス王者。石渡塾長の秘策が炸裂するのか期待です。
トフィック・ムサエフ入場
2019RIZINライト級GP王者で、その後RIZIN28でサトシに敗れてしまいますが、2022年にBellatorに参戦するとライト級1位のシドニー・アウトローを1R27秒でTKOするという戦慄のデビューを飾りましたが、2023年3月のBellatorライト級トーナメントで1回戦敗退。現在Bellatorライト級3位という戦績。RIZINで引退したいと再度RIZINでの戦いに挑みます。
実力は明らかにムサエフが上。アキラがどのような作戦で戦うのか期待です。
何度もパンチやキックが入りますがなかなか倒れず打たれ強いアキラ。しかし2R 1分11秒でパンチ連打を浴びアキラがダウン。ムサエフのKO勝利。
試合後、肩を組まれて退場するアキラ。
煽りVで試合が終わったら戦いたい相手の名前を言いますといっていたムサエフは、試合後のマイクで名前を言わずに退場していきました。
第5試合 パトリシオ・ピットブル vs 鈴木千裕
続いて負けても失うもののない鈴木千裕と漢義参戦のパトリシオ・ピットブル。結果的に今大会最大のジャイアント・キリングをやってくれた鈴木千裕。思えば昨年末にRIZIN VS Bellatorの対抗戦をやって依頼、夏にはこんな対抗戦が見れるなんて誰が想像していたでしょうか。
鈴木千裕入場
気合充分な鈴木千裕の入場。個人的にマッド・カプセル・マーケッツの曲を最初に使ってくれてるのはポイント高いです。
パトリシオ・ピットブル入場
ピットブル弟はBellatorPFP1位なんだけど、入場は長い、、、
ピットブル弟はおなじみの刀を抜くポーズ。かっこいい。
試合開始。お互いの間合いの読み合いが始まります。急遽参戦のパトリシオのパンツにはしっかりMATINAVENIRのロゴが。
序盤から鈴木千裕が積極的に攻めていく展開に。
あくまで兄のパトリッキー・ピットブルのサポートとして日本に来ていて準備もなにもできていなかったようで、後手にまわってしまいます。
鈴木千裕がパトリシオ・ピットブルをコーナーに詰めます。積極的に手を出して圧力がすごいです。
反対のコーナーに逃げたところを追いかけてさらにパンチ連打。そして右フックがあたりなんとパトリシオがダウン。超ジャイアント・キリングを成し遂げてしまいました。昨年末の対抗戦5連敗からのRIZIN勢久しぶりの勝利がなんと鈴木千裕選手。
倒した瞬間、会場は大盛りあがり。THE MATCHで天心が武尊からダウンを奪ったときのような爆発的な歓声に包まれました。
前回のクレベル戦のようにあっさり負けることもあり、倒すか倒されるかのような試合展開は見ている方はとても盛り上がります。このままのポジションを保持するのは難しいとは思いますが、トップ戦線で戦って欲しいと期待します。
このあと榊原社長が登場し、RIZIN44の萩原VS牛久戦の発表とアゼルバイジャン大会の発表がありました。
超RIZIN2も残り3試合。トリプルタイトルマッチが始まります。