これぞ万人受け！横須賀の”横須賀海軍カレー本舗”を食べに行ってみた！

カレーは日本の国民食！さじゃんです。今日は先日ご紹介した横須賀観光情報の続きになります。美術館も最高でした。

今日はお昼に食べに行った横須賀海軍カレー本舗についてご紹介していきたいと思います。

新宿から車で1時間半の立地

今回はドライブがてら新宿方面から車で向かいました。1時間半ぐらいのグーグルマップのシュミレーションでしたが、実際は首都高や東名の渋滞に巻き込まれたので長めにドライブ時間を設定したほうが良いかと思います。

1. 鉄道を利用する場合：最寄駅：横須賀中央駅
横須賀線を利用して横須賀中央駅までアクセスすることができます。
駅からの距離は非常に近く、徒歩でわずか2分の位置に店舗があります。
出口を出てからは、店舗の看板や指示板を目印にすれば、迷わずに到着することができます。駅近という利点を活かして、観光やお買い物の合間にも気軽に立ち寄ることができるのが魅力です。
2. 車を利用する場合：近隣にはコインパーキングや商業施設の駐車場がいくつか存在しており、車でのアクセスも便利です。ただし、混雑時やイベントなどで駐車場が一杯になることも考えられるため、事前に駐車場の空き状況を確認してから訪問することをおすすめします。

1Fは横須賀土産・物産コーナー・カフェになっており待ち時間が発生する場合（土日祝日は確実に待つと思います）訪問した日も土曜日でしたが、30分ほど待ちました。店舗の2階への階段へ行くと。。。

詳しくはないのでが艦これ！？か何かのキャラクターが出迎えてくれます。ロゴもなかなかに凝っていますね！

受付の方やスタッフの方全員がメイドさんのような服装で世界観が統一されています。案内されレストランフロアに案内されると、明治維新の日本を見ているかのような世界観がｗ

ゴシック調と言いますが、文明開化の雰囲気が前回の店内。コセンプトカフェのようでもあり、1階の庶民的なお土産コーナーをイメージすると全く違う雰囲気に良い意味で驚かされます。話を横須賀海軍カレーの歴史に移し、そのルーツを追いかけると驚くべき事実が明らかになります。そのルーツはなんと日本海軍に存在し特に海軍ゆかりの地である横須賀市がその歴史を今に伝えています。

ルーツは海軍の軍隊食にあると言われております。明治初め海軍・陸軍の病死の最大の原因は脚気でした。脚気は深刻な問題で海軍の兵員数4,528名中、32.79％が患者でその中から32名が死亡しています。この問題を解決したのは海軍軍医総監・高木兼寛でした。高木は白米中心で栄養が偏った食事が原因であることを突き止めイギリス海軍の兵食を参考に改善を行いました。その中で取り入れたのがカレーシチューでこれをアレンジしたものが今日私たちが楽しむカレーライスの元となったのです。

平成10年横須賀の海上自衛隊総監の発言がきっかけで横須賀市と海上自衛隊、商工会議所が連携し「カレーの街よこすか推進委員会」を発足。これにより横須賀市が「カレーの街」として、地域活性化に向けた一歩を踏み出しました。「当時の味を再現しよう」をテーマに、明治41年の「海軍割烹術参考書」を元に、カレイライスの作り方を忠実に再現。これにより、「よこすか海軍カレー」（平成13年12月21日商標登録）が誕生しました。

味は優しい万人受けカレー

こうした歴史を感じながらメニューの表紙にあった、横須賀海軍カレーセットを注文。肉はビーフとチキンから選べますが今回はビーフカレーにしました。先にセットのサラダと牛乳が配膳されました。

横須賀海軍カレーは牛乳と一緒にいただくのが基本だそうです。マカロニサラダも優しい味付けで美味しく、意外だったのは濃厚な牛乳の味が非常に美味しかったです。金曜日はカレーというプレゼンもなんだか可愛いですね。

到着しました！横須賀海軍カレー本舗の海軍カレー。シンプルな見た目ながらも非常に繊細に盛り付けられた感が素晴らしいです。

カレーの辛さも選ぶことが出来ますが普通の中辛でも辛いということはなく甘口にすればほとんど方が食べることが出来、まさに万人受けするスパイス感弱めの日本の家庭のカレーを食べているかのような美味しさです。悪く言うと味にインパクトがあるわけではないので、ずっと食べていられるまさに海軍の兵隊さん達が毎日食べても飽きないような味付けになっているのではないかと思いました。