競馬大好き、サラブレッド大好きさじゃんです。昨日行われた、クラシック3冠最終戦・第81回菊花賞(3歳オープン、牡・牝、GI、芝・3000メートル)。父ディープインパクト以来の無敗の3冠がかかったレースで2歳からずっと応援していたコントレイルが3冠達成を成し遂げました。以前にもブログでコントレイルを記事にしそこでも3冠達成を自分は確信していました。
4ヶ月まえの記事で3冠達成を確信していたので、今回の結果は本当に嬉しかったですしディープインパクトの大ファンで生前北海道に会いに行くぐらい大好きでした。その息子のコントレイルが大偉業を成し遂げてくれたことで本当に自然に感動して涙が出てしまいました。
道中は父譲りの前向きな気性でかかり気味に
3冠レースの中で最も長距離である菊花賞。このレースのポイントは長距離適正と折り合い(道中リラックスして走れるか)であり3歳にとって全員初めての距離なのである意味フェアなレースですし適正が未知な部分もあり開催年によって人気馬が大きく期待を裏切る結果になることも少なくない難しいレースです。
こちらは2周するウチの一周目のコントレイル(黒い帽子)の様子です。他のジョッキーが手綱をゆったりと長く持っているのに対しコントレイルの福永騎手の手綱が短くなんなら引っ張っているように見えませんか?これはコントレイルの競争本能であったり真面目に走るという性格が裏面に出て、前に前に行きたがる性格を福永騎手がなだめているという競馬用語で言う「かかる」「かかっている」という状態だと言えます。軽度ですが。このかかると言う状態が何を示すかと言うと
最後の直線まで貯めるべきエネルギーをロスしてしまう
のです。ですから折り合いを欠く(かかる)状態が道中長く続けばどんな名馬であっても最後の直線は伸びずに終わってしまうのが競馬の常なのです。
実は彼の父ディープインパクト(青い帽子)の菊花賞のかかり具合はもっとひどく、武豊ジョッキーが立ち上がるほど引っ張っています。このシーンも思い出され父子なんだなと感慨深くもなりました。
直線は名騎手ルメールに追い込まれる厳しい局面
3分2秒ぐらいからごらんください、直線に向いて先頭に躍り出たコントレイル。このまま突き抜けるかと思いきや道中からずっと外側でコントレイルをマークしていたアリストテレスとリーディングジョッキーのクリストフ・ルメール。この二頭の叩き合いがゴールまで続きます。
クビ差猛追をしのぎ切ったコントレイルが苦しみながらも優勝。ここまで追い詰めたルメールもさすがとしか言えない騎乗ですし相手がコントレイルじゃなければ圧勝していた競馬でした。
父ディープインパクトは3馬身差の圧勝でしたが、コントレイルが父より弱いとかではなく父のほうが長距離適正があったのかなと個人的には思っています。何はともあれ、15年ぶりの父ディープインパクト以来の無敗の3冠馬となりました。2歳のホープフルステークスG1の走りを見てこの馬はきっと3冠馬になると確信した自分の相馬眼に狂いがなかったことも嬉しいですし、ディープインパクトも昨年亡くなっていますし彼の遺伝子がまた孫へと遺伝し素晴らしい気が早い話ですがコントレイル産駒が誕生していくのを楽しみにしています。
日本競馬の悲願である凱旋門賞の優勝もぜひコントレイルには達成して欲しい夢ですし、今後も活躍する彼の姿を見れるのを楽しみにしています。
馬券も少額ですがすべて的中しました。コントレイルを信じでコントレイルからしか流してないので、馬券的にも彼には感謝していますw
コントレイルの次回の出走はジャパンカップになるのか年末のオールスター有馬記念になるのかまだ不明ですが今度は最強牝馬アーモンドアイを筆頭とする古馬(4歳以上)の先輩たちとの戦いが待っています。あくまでここまでは同級生同士の戦いでしたが、あのディープインパクトですら古馬との初戦の有馬記念では敗戦しています。コントレイルの連勝記録もどこまで行くのか楽しみですが、彼を負かす馬の存在もまた楽しみです。競馬はこのように血統をたどって楽しむ側面もあるので、昔のように何万も馬券につぎ込むようなことはなくなりましたがw名馬の軌跡や血統を楽しみながら今後も競馬を見続けていこうと思っています。
コントレイルおめでとう!天国のお父さんディープインパクトも喜んでいると思うよ。