朝から衝撃的なニュースが飛び込んできました。オフホワイト創始者で現ルイ・ヴィトンのメンズアーティスティックデザイナーのヴァージル・アブロー氏が41歳の若さでこの世を去ったと。
朝からヤフーニュースを見てびっくりしました。本当は違う記事を本日更新予定だったのですがショックすぎてヴァージル・アブローのお話をさせていただきたいと思います。
自分にとって衝撃を受けたオフホワイトのデビュー
先に上げた写真も自分の保有するオフホワイトのブルゾンです。工業用テープをアパレルに工業用サインをメゾンに取り入れた第一人者です。当時ジャスティン・ビーバーとの結び付きが強くPVにも度々登場していました。
こちらのPVに登場するスタイリングにあこがれて色違いのウエアを当時気に入ってきていました。それほどまでに自分の中でヴァージル・アブローの存在は大きく憧れの存在でしたし常に彼が放つメゾンの輝きを追う日々となりました。
当時の自分の後ろ姿です。。。全身オフホワイトwそしてTシャツには2016の文字。もう5年も前なんですね。オフホワイトも初期のこうした斜線のデザインは減ってきましたが、その輝きはリファイン昨今はLVのデザイナーを務めるまでに。
当時の自分はオフホワイト一色でした。本当に大好きでしたし、とにかくヴァージル・アブローが好きすぎていたと思いますw今となっては、このデザインも市民権を得たと思いますが当時は本当にセンセーショナルなプロダクトでした。
トモGPから頂いたオフホワイトのキーホルダーもご覧のように使っています。”KEYS”とプロダクトのネームを入れる手法は彼が始めたものです。(現代美術的にはバスキアですが)とにかく、こんな感じでファッション好きの自分はヴァージル・アブローが現れてからずっと彼を追ってきました。
こちらのスニーカーもドライビングシューズを兼ねて今でも愛用しています。ヴァージル・アブローの文字が今日は悲しく見えます。早すぎるよ、神様。本当に悲しいです。
ライカにつけていたカメラストラップもオフホワイトのプロダクトバンドをカスタムして使っていました。こうやって見返すと自分の生活やファッションにオフホワイトやヴァージル・アブローが強く根付いていたのを気付かされるのと同時に、
モードの世界にメゾンにストリートを持ち込んだ第一人者
だと思っています。その後出世しまさかハイブランドのLOUISVUITTONのデザイナーまでに上り詰めたときは感動しました。
LOUISVUITTONはもともと好きでしたが、彼が手掛けるようになってからのプロダクトもいくつか持っています。LOUISVUITTONは間違いなくヴァージル・アブローの登場で次のステージに向かっていると感じている最中でした。今日の記事はみなさんに何をお伝えすればよいかとりとめのないものになってしまって申し訳ありません。
彼にしか作り出すことのできない世界、彼が見ていたファッションやアートの形それはストリートの本流だったのか。5年間彼の作品を多数購入してきて自分なりに今日訃報を聞いてたどり着いた結論があります。
ヴァージル・アブローが目指したメゾンとは現代のキュビズムである
と。つまり、ファッションやハイブランドを分解し再構築することが彼の求めていた究極の表現だったのではと思います。破壊と想像。ありふれたフレーズのようにも聞こえますが、それをLVMHという巨大資本にあっても(OFF-WHITEはLVMHの傘下に)LOUISVUITTONという究極のハイブランドにおいてもスタイルを変えることなく追い求めた姿に今日は悲しい気持ちとともに彼と同じ時代に生きれたことを誇りに思います。
きっと今後もヴァージル・アブローを超える新しい才能が生まれてくるかとは思います。しかし、LOUISVUITTON初の黒人デザイナーであったり先のアメリカの黒人差別根絶運動にも参画し政治的や思想的にも多く人のアイコンであった彼。今は多忙であった毎日から一旦距離をとって少し休んでいただけたらたと思います。
Supremeの公式にアップしていた追悼の文章が個人的にはグッと来ました。
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個人的にはヴァージル・アブロー期と今後呼ばれるであろう、LOUISVUITTONとOFF-WHITEのプロダクトを愛していこうと思っています。