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日本一のタレ焼肉!肉好きが唸る東京の名店”焼肉くにもと”が美味し過ぎた【浜松町】

こんにちは、焼肉店ではついサイドメニューを頼み過ぎてしまうトモGPです。肉好きが多い我が本能ブログチーム、ブログ内でもこれまで多くの焼肉店を紹介させていただきました。

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前回紹介させていただいた”焼肉ジャンボ”もそうですが今回ご紹介させていただくお店も知る人ぞ知る名店、その名は”焼肉くにもと”。日本一のタレ焼肉と称されるこの焼肉店に先日初めて訪れてきましたので今回はその模様をお届けしたいと思います。

大好きな焼肉店との出会い

どんなに気持ちは若いつもりでも気がつけば中年真っ盛り、焼肉が大好き!といっても最近は肉の脂が辛い年頃になってきました。若い頃ののようなペースでは焼肉も食べられなくなり特にサシの多く入った高級霜降り肉なんかは一口で十分。美味しいのですが正直焼肉にそこまで魅力を感じなくなっていましたが、そんな自分をもう一度焼肉の世界に呼び戻してくれたのが近年の赤身肉や熟成肉のブームでした。お肉は食べたい!でも脂っこいのちょっと…といった自分には正にうってつけ、いろいろなお店を渡り歩いたのですがその中である焼肉店と出会いました。それが東京は代官山にある焼肉店”焼肉かねこ”です。

yakiniku-kaneko.com

代官山蔦谷書店裏のひっそりとした住宅街の一角にある小さなお店、とにかく赤身が美味しい焼肉店として知り合いに紹介されて訪れたのが最初だったように思います。メニューも基本おまかせのみでそれらを平らげてから追加のお肉を注文するスタイルです。こだわりの寿司屋みたいなそのスタイルに初めは戸惑いましたが、出されたお肉の旨さに当初の不安もぶっ飛び、帰る頃にはすっかり”焼肉かねこ”のファンになっていました。そんな大好きなお店”焼肉かねこ”のご主人が修行をされていたのがなんと今回紹介させていただく”焼肉くにもと”なのです。

最高品質の黒毛和牛を味わえる焼肉店

焼肉くにもと

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見た目だけの等級ではなく徹底的に厳選された黒毛和牛を味わえる焼肉店として有名な”焼肉くにもと”はどうやら有名人にもファンが多い様子です。鳥取県の田村牛を中心に全国から厳選された黒毛和牛を仕入れており、木箱に綺麗にお肉を盛るスタイルはなんとこのお店が発祥だとか。何より大好きな”焼肉かねこ”のご主人が修行されていたお店ということで否が応でも期待は高まります。ワクワクしながらお店へ向かいました。

訪れたのは平日の夕方、天気はあいにくの雨でしたが美味しいお肉が食べられるとなればそんなことは全く気になりません。”焼肉くにもと”浜松町の路地裏に本店と新館の2店舗を構えています。今回自分が訪れたのは新館の方になります。

一本の通路を挟んで区切られたテーブル席が両側に並ぶ決して広くは無い店内です。

騒がしい感じが一切せずテーブルごとに会話もしっかり楽しめる様な作りでデートや接待にももってこいです。

来ました、コースメニューです。代官山の”焼肉かねこ”のコースは一種類ですが本家”焼肉くにもと”のコースメニューは値段の安い順に上等、飛び切り、別格の3種類。どれも魅力的ですが初めての方はまずは上等からがおすすめということで今回はそちらを注文させていただきました

もちろんサイドメニューはいろいろあるのですが、今回はこの気になる薄切りユッケともやしナムルのみというあくまでお肉の味を堪能させていただくストロングスタイル、ごはんものや麺類はとりあえず我慢ですw。

炭は宮崎県の特産品を使用しているという徹底したこだわりっぷり。焼肉の永遠のテーマとして度々とりあげられるのが”ガスなのか炭火なのか”といった問題、自分はそこまでこだわりが強いわけではありませんが皆さんはいかがでしょうか。

そうこうしているうちにユッケの到着です。いきなりKOされてしまいそうなこのビジュアル、空腹度はMAXなので一気にいきたいところですが一枚ずつ丁寧にいただきます。決してタレの味だけでごまかさず新鮮な赤身の生肉の味わいをしっかりと堪能できる一品、これはヤバいです。そして卵が絡んだ瞬間に更なる旨味が炸裂、とんでもなく白飯が欲しくなりましたが死ぬ気で我慢しました。

そしてやってまいりました、お肉の盛り合わせ”上等”です。先ほどのユッケの印象もぶっ飛ぶ素人でもわかるクオリティの高さ、というかこれで一番下のランクなんですねw。これ銀座とかでいただいたらとんでもない値段になるのでは?よく見てみると部位によってサシの入り方も異なりとても興味深いです、新鮮なお肉ならではの綺麗な切り口だからここまでわかるのでしょう。食べる順序は上段左上から右に向かってまずはタレをつけずにお好みでわさびをつけて、それから下段はタレをつけて左から順に食べていくのがおすすめの様です。

左上からカイノミ、

イチボと希少部位の常連を初っ端から惜しげもなく投入、

下段もその勢いは失われることはなくササバラ、かぶり、ランプと続き、

とどめのサーロインです。

まずは順番通りにカイノミからいただいていきましょう。ハラミのような味わいが特徴のカイノミはバラ肉のような旨味があるので下味のみで食べるには正にうってつけ。わさびも少し多めにつけるくらいが最高です。というか絶妙すぎる下味にこれ全部タレ必要無いんじゃないの?というレベルの美味しさ。ユッケといい焼肉といい味の濃さが自分的にベストマッチ過ぎます。

続くイチボはもも肉でもお尻の先にある脂が多めの希少部位、こちらもそのまま食べるにはピッタリの部位です。しかしこのわさびで食べる焼肉の美味さってなんなのでしょうw。脂の多めな部位でしたが後味が異常なほどさっぱりでまだしつこさを全然感じませんでした。そして次は下段のタレコーナーです!

ササバラも脂はあるのですがくどさが無いというのが特徴の部位です。上段はさっと焼く感じでいただきましたが下段は少し火を入れていただくことにしました。余分な脂が落ちていい感じに燻煙されています。

有名店あるあるなのがお肉自体の味に自信があるからなのかタレの味がやたらと薄味なケース、しかしこちらのお店のタレは甘過ぎず薄過ぎずフルーティで赤身肉の旨味を引き出すような味わいの正に絶妙という言葉がピッタリの味。タレ焼肉日本一という噂は伊達ではありませんでした。

そしてここで我慢できずに白飯投入です。

かぶりを食べた時点で少しお肉の脂がきつく感じてきましたがその次のランプで少しさっぱりさせてくれるという魔法の様なテコの入れようw。最高のコンディションでラストのサーロインを迎えることができました。

札にも書いてある通り肉の王様サーロイン、ビーチサンダルばりに大きな一枚でしたが厚みもちょうどよくタレとのバランスも最高、口に入れた瞬間のほどけるような食感とさっぱりとした脂の旨味がたまりません!残りのごはんをかきこむようにして一気にフィニッシュです。

さすがにお肉を追加する余地はありませんでしたが最後に冷麺だけはいただくことに、しかも関東ではなかなかお目にかかれない盛岡冷麺です。お味の方は本家盛岡冷麺を彷彿とさせる感じでこちらも自分的には大満足の一品。いやぁ最初からから最後まで唸りぱなしでしたが更に上のランクのコースは一体どんなことになっているのでしょうかw、それはまた次回のお楽しみにとっておきたいと思います。