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”カレーハウス リオ” 地元民が愛してやまない真の横浜駅ご当地グルメはこれだ!

みなさんにとっての思い出の食べ物とはなんですか?トモGPです。昭和生まれで横浜育ちの自分にとってはどうしても忘れられない味があります。それが”カレーハウス リオ”のカレーです。おそらく今の若い世代の横浜市民にとってはあまり馴染みが無いであろうこのカレーの名店を今回はご紹介します。

”カレーハウス リオ”とは?

”カレーハウス リオ”は1960年創業の横浜のカレー専門店。現在の様に街中にカレー屋が溢れる以前、むしろカレー専門店など珍しかった時代から横浜に根付き営業をしてきたお店です。17種類のスパイスを配合し、鶏ガラやココナッツミルクを使用したクセの無い”ダシ”、野菜の”甘味”、小麦粉の使用を控えめにしたことでより滑らかな舌触りの”ルー”の3つを特徴とした創業以来変わらないオリジナルカレーソースを守り続けているカレー店です。

カレーハウス リオは一号店である横浜駅の”相鉄ジョイナス店”を皮切りに、以前は横浜線や東横線など横浜駅に乗り入れる沿線沿いを中心に横浜だけではなく東京にまで数多くの支店を持つカレー店でした。しかし時代の流れか少しづつ規模は縮小され、2014年には一号店である相鉄ジョイナス店も多くのファンに惜しまれながら閉店するなんてこともありました。しかしその一号店は同年に閉店から4ヶ月という短いブランクを経てまさかの復活を果たしw、それ以来現在カレーハウス リオは”相鉄ジョイナス店”と”上大岡店”の2店舗で運営をしています。

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そして昨年2023年10月にはなんと新宿駅東口にカレーハウス リオが監修する新店舗がオープンするという嬉しいニュースも飛び込んできたりして、リオ界隈がまた賑やかになってくれるのはファンとしては嬉しい限りです。

誤解を恐れずに言うとリオのカレーははっきり言って”普通のカレー”です。ただ別に不味いと言っているわけではなく、2024年現在のスパイスカレーをはじめとするカレーブームのカレーとは明らかに違う世界線のカレーなのだと言いたいのです。ジャンルとしてはCoCo壱番屋の様な間口の広い誰にでも楽しめる様な昔ながらのカレーです。しかしその味は何度も食べたくなるクセになる美味しさで、自分の様に昔からのファンも非常に多く存在するカレー店なのです。

カレーハウス リオ 相鉄ジョイナス店

横浜駅にある”相鉄ジョイナス店”は駅ビルである横浜駅西口相鉄ジョイナスの地下2階にあります。ジョイナスには地下1階に”ジョイナスダイニング”という両サイドに飲食店がずらりと並ぶグルメ通路がありますがカレーハウスリオはそこを通り過ぎ更にに地下に潜った先にあります。

カレーハウス リオ一号店”相鉄ジョイナス店”です。2013年の閉店→復活騒動以来はこちらで営業を続けています。実は自分もこの店舗に来るのは初めて、つまりリオのカレーを食べるのは10数年以上ぶりになります。

レトロテイストなショーウィンドウのサンプル達はメニューのイメージを一発で連想させてくれます。

客層は家族やカップルというよりはやはりビジネスマンや学生さんが多いイメージ、全席カウンターで一人メシには最適です。昔は現金手渡しだった会計も現在は食券スタイル、注文したのは人気No.1メニューのカツカレーです。

程なくしてやってきたカツカレーはこちらです、どん!トッピングも多くありますが自分はシンプルに豚カツのみのスタイルです。

サラッとしていながら芳醇で奥深いスパイスの香りを楽しむことができるカレーソースはまさにカレーハウス リオならではの味、少し硬めのごはんに非常に良く合います。リオのカレーは見た目は普通でも他の一般的なこのタイプのカレーに比べるとスパイシーで若干辛めです。辛さが苦手な人はベースの中辛でも少し辛いくらいと思っていただいた方がよいかもしれません。

揚げたてのサクサク豚カツは厚過ぎず薄過ぎないちょうど良いサイズ感。脂も控えめでしつこくなくカレーソースに良く合います。もうめちゃくちゃ美味しいです。

定番の真っ赤な福神漬けはピリッとしたカレーの辛さを程よく中和してくれます。

キンキンに冷えた氷水がたまりません。なんでカレーを食べている時の水ってこんなにおいしいのでしょうw?

リオのカレーはハマっ子の味

自分にとってリオのカレーとは学生時代の部活帰りのご馳走でした。学校に通っている間は冗談抜きに週2回は食べていたように思いますw。しかし当時は学生でお金もありませんからいつも1番安いポークカレーやチキンカレーを食べていました。ですのでたまに食べることができたこのカツカレーがとんでもなく美味しかった思い出があります。当時の細かいメニューや味なんてそこまで覚えちゃいませんが、実際に食べてみると「うんうん、確かにこの味だったなぁ!」と当時の記憶が鮮明に蘇ってきます。社会人になり関東を離れて生活をしていたこともあって、すっかりリオのカレーとは疎遠になってしまっていましたが、今回久しぶりに訪れることができて改めてここのカレーが大好きだったことを思い出しました。自分のカレー好きのルーツとも言えるようなお店”カレーハウス リオ”皆さんも機会があればぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。