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2023大晦日”RIZIN45”参戦記~2【ライジン45】

RIZIN45参戦記其の2。前回からの続きです。

RIZIN45開幕始。見えない花道。

オープニングマッチ4試合が終わると、すぐにRIZIN45オープニングVが流れました。今回のRIZIN45テーマは「泣いて、笑って、格闘技」。スカパラwith甲本ヒロトの「星降る夜に」が流れる中、朝倉海を中心に出場選手の紹介Vが流れます。

 

いよいよ選手入場です。高田本部長の退任により「出てこいや!」がない開幕となりましたが、RIZINのテーマがかかり一気にボルテージがあがります。しかしそれと同時にリングに黒い幕が下りてきて花道の反対側にいた我々は入場シーンがほぼ見えないという事態に。幕にはレーザーでの演出があって見た目はかっこいいのですが、仕方なくモニターで選手入場を見守ります。

 

モニター越しの選手入場はこんな感じに。

 

最後に視界を遮っていた黒幕が落ち、メインとセミの試合をする3人がリング上に立っているという演出でした。(アーチュレッタは体重調整のため不参加)

最後はいつも通り爆音で終了です。

第5試合 久保優太 vs 安保瑠輝也

安保瑠輝也入場。木村ミノルとの試合がステロイドで流れ、直前に榊原社長と平本連にだまされた勢いでMMA初挑戦となります。

 

対する久保も元K-1ファイターとしてMMA初参戦時には太田忍に負けていますので、MMA転向組の先輩として勝利が必須となっています。入場は相変わらず元嫁サラさんの生歌で。直前の「バラさんに呼び出されました」で直訴して実現していましたが、今回はシンプルに一人で歌って入場です。

 

試合序盤は元K-1選手同士の打撃中心の責め合いに。

 

しかし、久保選手がテイクダウンに成功すると、さすがに安保選手は為す術もなく。

 

逃げようと後ろ向きになったところをリアネイキドチョーク。1R 4分28秒タップを奪い久保選手の勝利となりました。

第6試合 新井丈 vs ヒロヤ

ヒロヤ入場。彼の入場曲はなぜかテルーの唄なのでYoutubeで音声付きで公開できないのですが、個人的には毎度これで気合いは入るんかなと思います。

 

対する新井丈は修斗の現ストロー級、フライ級の2階級チャンピオンと実績十分。毎度ヒロヤには辛い相手を当ててくるRIZINの愛情深さがうかがえます。しかし新井丈も9連敗からの2階級制覇と、RIZIN参戦以降連敗しているヒロヤにもNEVER GIVE UPの精神で戦い続けて欲しいというメッセージでしょうか。

試合は新井丈有利かと思われていましたが、組を狙うヒロヤと打撃で戦う新井選手と意外と拮抗した展開に。

 

しかし2R中盤にヒロヤの左フックがヒット。それが効いたのか新井選手の動きが止まり、直後のハイキックがきれいにヒット。そこからパンチのラッシュで2R 2分53秒レフリーストップとなりました。

今大会一番のアップセットとなる試合となり、ヒロヤの努力が報われてよかったと思うと同時にJTTコーチ陣のレベルの高さが垣間見える試合となりました。

第7試合 イゴール・タナベ vs 安西信昌

安西信昌は2014年にパンクラスミドル級王者となり、その後UFC参戦で2勝2敗と実績十分の選手で今回RIZIN初参戦。

安西信昌 | UFC JAPAN選手紹介ページ

 

対するイゴール・タナベはRIZINで2戦2勝含む、MMA転向から4試合連続1Rで極め勝っているという向かうところ敵なしの柔術家。このままRIZINで活躍したら海外の団体で試合をするのも確実視されています。

 

試合開始。お互いにジャブやカーフで様子を見ます。

 

イゴール・タナベが素早いタックルからテイクダウンに成功

 

そのまま後ろに周り1R 1分32秒リアネイキドチョークで勝利。

 

恐るべしイゴール・タナベ。安西信昌という柔術家相手の戦い方も知っているであろう実績十分な相手にもファーストコンタクトからそのままリアネイキッドチョークで勝利と、捕まったら終わり的な強さを見せています。RIZINウェルター級の選手があまりいないので、この先対戦相手は海外から連れてくるしかなさそうに感じます。

第8試合 三浦孝太 vs 皇治

安保瑠輝也と共にMMA初戦を迎える皇治は青木真也と共に練習を重ね、いつも通り皇治俺のスーパースタ~で入場です。

 

対する三浦孝太はサッカー日本代表アンセムからのいつもの寅さんで入場。RIZINデビューから2連勝の後2連敗中ですが、MMAの先輩としてMMAの厳しさを皇治に教えることができるか楽しみな試合となりました。

打撃で勝負したいMMA初戦の皇治とグラウンドに持ち込みたい三浦孝太。1Rは皇治の打撃のほうが上回り、打撃中心の攻防で終了。

 

2Rになり疲れの見えた三浦孝太が何度もタックルを仕掛けますが、きちんと対処していく皇治。青木の指導がいいのかなかなか倒されません。離れ際に皇治のパンチがあたり、倒れたところをサッカーボールキックで2R 0分59秒試合終了。

 

試合後、皇治に手を上げられる三浦孝太。前回のYA-MAN戦もそうでしたが、打撃で押さ倒されると試合を諦めるように頭を抱えて何もしない三浦孝太はこのままだと残れないような気がします。師匠宮田和幸のYoutubeでもあまり関係がよくないようなことが言及されており、この先どうなるかちょっと心配です。

 

しかしながら大会としてはいい試合が続き大盛りあがりの序盤戦。ここから中盤へと続きます。

 

この記事の写真はRX100Ⅶで撮影しています。ちょっと離れた席からでも200m望遠とα9譲りの高速AFで大きなカメラを持ち歩く必要がなくなります。旅行のお供にオススメ!