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”サウォッチ”レビュー 「ととのう」を数値化する話題のサウナデバイス 〜開封編【大人の科学マガジンSpecial】【加藤容崇】

実は本能ブログ編集部唯一のサウナーことトモGPです。当ブログではこれまで数多くの温泉宿を紹介してまいりました。

www.honknowblog.com

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そして温泉と同様にサウナも大好きな自分が待ちに待っていたアイテムが先日ようやく届きました、それがこちら”大人の科学マガジンSpecial サウォッチ”、今回はこちらのアイテムを紹介していきたいと思います。

サウォッチは加藤容崇先生プロデュース

そもそもこの”サウォッチ”とは一体何なのかと言いますと、サウナの話題が出る時によく聞く”ととのう”という状態、これを数値化することができるのがこの”サウォッチ”とそれと連動して使用する”サ国”というアプリなのです。そして”ととのう”という人間の状態を科学的に分析しこのスマートウォッチをプロデュースしたのが現役の医師でもあり日本ウナ学会代表理事でもある加藤容崇先生なのです。

自分がサウナにハマるきっかけになったのはこの先生の本を読んでからで、実は加藤先生自身も最初はサウナの効果を全く信じてはいなかったとのこと。しかしある時サウナ通の人に正しい入り方を教わり一緒に入った時に、体が今までに感じたことのなかった感覚を覚えたのをきっかけにサウナにハマり、心拍数から心電図、脳波に至るまで調べ上げて「ととのう」という状態を分析したのです。

”ととのう”とは?

人間には血圧や呼吸など人間の意識とは関係なく自律的に機能する”自律神経”というものがあります。自律神経には興奮・緊張時に優位になる”交感神経”と、リラックス時に優位になる”副交感神経”があります。交感神経が興奮すると心拍数や血圧を上昇させる”アドレナリン”というホルモンが分泌されるのですが、このアドレナリンが残っている状態でありながらリラックス神経である副交感神経が優位にある状態、正に「興奮とリラックが共存した状態」これが「ととのう」のメカニズムだと考えられています。

(※医者が教えるサウナの教科書 参照)

そして今説明した現象を意図的に起こさせるのが正にサウナなのです。

①サウナに入る→副神経交換から交感神経が優位に

②水風呂に入る→交感神経をさらに刺激しアドレナリンの分泌を促進

③外気浴→一気に副交感神経を優位に

この③の状態の時、副交感神経優位のリラックスした状態でかつアドレナリンが残っている状態(およそ2分間)が”ととのう”の正体であり、それを心拍数や心拍変動から数値化してしまうのがこの”サウォッチ”なのです。

”サウォッチ”大人の科学マガジンSpecial

届いた商品がこちらです、外装はコンビニなどでよく見かける付録メインの雑誌の形態です。マンガやドラマでお馴染みの”サ道”の作者タナカカツキ先生のイラストもかわいく非常にワクワクします。早速開けてみましょう。

オールカラーの厚めのブックレットとサウォッチ本体、ブックレットはサウォッチのマニュアルだけではなく有名人おすすめのサウナや”ととのう”のメカニズムからマンガ「サ道」スペシャル版まで収録されていてなかなかの読み応え。ではメインのサウォッチの方にまいりましょう。

アウトドアテイストのあるオリーブグリーンの箱にサウォッチの文字、時計にもちゃんと箱が用意されているのが嬉しいですね。そして”サ”のフォントがマンガ”サ道”のタイトルと同じものであることに気づき思わずおおっ!と一人で声を上げてしまいました。

中身はこんな感じ時計本体と取り外し式のベルト、そして簡易マニュアルです。

本体サイズは縦45mm 横20mm厚さ12mmとアップルウォッチを縦に真っ二つにした位の大きさです。小ぶりな本体画面下部にはタッチセンサーがついています。

本体裏にはセンサーと、一方のベルトをとりつけるコネクタがUSBタイプAの充電用コネクタとなっています。充電が完了しましたら、

連動アプリである”サの国”を落とし、

Bluetoothにてペアリングし初期設定を行います。ちなみに時計の画面の明るさなど細かい設定はこのアプリ上で行います。

装着してみるとこんな感じ、全周約15cmという自分の細腕でもベルトの穴は2つ余る感じです。センサー部が肌に密着していれば良いとのことなので時計は腕の面でも裏でも大丈夫なようです。

モードは全部で4つ、画面下のタッチセンサーをスワイプしてモードを切り替えます。まずは基本となるサウナモード、サウナ→水風呂→外気浴それぞれの行程の始まりと終わりにセンサーをタップし心拍数を記録していきます。

サウナライトモード、サウナに入る時にセンサーをタップしあとは外気浴が終わったらタップという計りっぱなしのモード。あとからアプリ内のグラフを見ながらサウナ、水風呂、外気浴といったラベル貼りを行います。基本となるモードはこの2つです。

あとは心拍数を計測したり、

万歩計がついていたりとこれらの機能はおまけな感じです。

実際に使用するのが楽しみでしかたがないこのサウォッチなのですが少し心配なことが。このアイテムは発売されて少し経つのですが現在のネット上の評判がすこぶる悪いのです。。。その原因はタッチセンサーの反応の悪さ、とにかく汗や水に濡れると反応しないらしいのです。なので時計を弄っているせいでサウナ→水風呂→外気浴の流れがスムーズに行かないということらしいのです。楽しみにしていたデバイスだけに不安な部分もありますが、次回は実際に使用してみた感想などをお届けしたいと思います。