信じて買ったのにたった3ヶ月で。。。涙、さじゃんです。個人的には2年目にスマホ界にブレイクスルーが起きて感動し日本上陸とともに購入しメイン機として迎え入れた、GALAXY Z Fold3。
2021年時点では25万円を超える価格でしたが、ドコモの2年分割で購入し新しいスマホライフに期待を寄せていたのですが。。。
ユーザーが交換できないメイン液晶のフィルム剥がれが多発!と同時に電池持ちも本当に悪くて手放しました。しかし、今年に入ってサムスンは新しい形の折りたたみヒンジを開発した!ということで折り目に負荷のかかりにくい形状へ変更、同時にピッタリ閉まらなかったヒンジ部もしっかりピッタリ閉まるようになり個人的には今度こそ!の想いで大画面のFold5ではなくコンパクトなFlip5を購入しました。
サブ画面も大きくなって折りたたみのヒンジ部の改良されたと思い、9月発売開始と同時に今回故障したGALAXY Z Flip5を購入しました。購入後のレビューは特に載せていませんでしたが、iPhone15ProMAX級の大画面をメイン画面に備えながら190gという軽量コンパクトでたためるガラケーのようなデザインはやっぱり使っていても気に入っておりました。
しかし今月に入り後述しますが、折りたたみのヒンジ部の液晶に黄色い蛍光ペンのような光が漏れるようになりました。特に大きな衝撃を加えた訳でも落とした訳でもないので本当にショックでした。
折りたたみのヒンジの液漏れ的現象
高額な機種の部類に入りますし、注意喚起も込めて沢山の写真や映像を交えながらお届けしていきます。
購入後3ヶ月を過ぎた12月20日前後に突如ご覧のような黄色い光がヒンジ部の左側から出現。最初は気にもとめなかったと言いたいところですが、FOLDと違ってメイン画面の利用が90%ですので思いっきり気になります。
折りたたんだら直るかなと思ったんですが、変わらず。ちょうど折りたたみのヒンジの中央部にあって物理学的に最も応力のかかるエリアだと言うことは理系男子の自分はなんとなくの肌感で分かりました。
手前味噌ですが、当ブログを表示します。白バックで黄色が目立たないかなと思いきややっぱり気になります。ここだけ試験勉強で使うマーカーを引いている気分ですw
折りたたんでも同じです。自称発生から2日目が経過していたのでこの時点でドコモオンラインショップで故障修理の手続きに入ることを決意しました。
故障修理ではなくスマート補償で交換を選んだ理由
Fold3の液晶のフィルム交換は2度行っているのですが、基本は自分の機種の修理と言う形が取られます。ですが当時は3300円ぐらいで修理できましたが代替品の到着をまったり結局一週間ぐらいかかったりと、データ移行が非常に面倒でした。しかも、基本は破損部位だけの交換になるのでバッテリーはそのままですしリフレッシュ品と変えてくれるわけでもないのに一律3300円の修理費はいかがなものかと思っていました。
今回は特に大きな衝撃を加えていないのにこの状態ですので、液晶だけを交換されることに不安を感じましたし年末でドコモオンラインショップとのやり取りで修理を申し込んで代替品のやりとりとなると年末年始をはさみ年明けまで自分のスマホがないという状態になるのは非常に危険だと判断し、リフレッシュ品が先に送られてきて(しかもバッテリーも新品状態のもの)データ移行してから故障した機種を返却すれば良いスマート補償を選びました。金額は機種によって代わりますが、GALAXY Z Flip5は1万円前後で対応可能でした。
(左.破損した3ヶ月仕様の故障品 右:リフレッシュ品)
この時点で分かりにくいですが見比べて頂くと折れ目が結構はっきり3ヶ月でついたと感じました。折りたたみするので段々凹凸が増えていくのは自然なこととしてもこうして新品同様のリフレッシュ品と並べるとここまで大きく違うのかと驚きました。この折れ目の深さが負荷の大きさとも言えると思いますし今回の故障の一因なのかもと思いました。
結局最終的には画面が半分点滅状態に
当初横線だけの障害かと思ったのですが、リフレッシュ品到着まで1日前後更に使用していると下の動画のような状態に。。。
横線の入った部分より下部の下半分がチカチカ点滅しているのがおわかりいただけますでしょうか?こうなると視力や眼にも悪影響だと思いますので早めにリフレッシュ品に交換して良かったなと思います。
まとめ
・Fold3ではフィルム剥がれFlip5では液晶トラブルで信頼性が2023年もまだ高くない
・購入したいなら複数回の故障や交換に備えてスマート補償等の準備は必須
・代替品を用いた修理はその都度データ移行が面倒
・こうしたリスクが折りたたみフォルダブルスマホには付きまとう
・ガジェットレビューの提灯記事に踊らされず、ランニングがかかるスマホだと認識する必要あり
未来を感じて購入し2度もこのような目に遭うとは思いませんでした、しかも今回のFlip5・Fold5からは新設計のヒンジになって耐久性が上がったとサムスンはアナウンスしています。しかし、大きな衝撃も加えず水場にも一度も持って行っていないこのスマホがたった3ヶ月でこのような状態になることは非常にランニングコスト的にリスクがある機種だという認識はiPhoneをはじめとしたストレートタイプのスマホとは同列に語れないなと正直に思います。
今回のリフレッシュ交換費用は10000円ほどでしたが月々880円保証料が別途かかります。こうしたランニングコストが払えるなら折りたたみ系を購入してもいいと思いますが、中古市場で購入したり修理費用が自腹になるような環境では絶対に手を出さないほうが良いと断言できます。デザインや利便性は非常に気に入っていただけに、残念な気持ちでいっぱいですがガジェット系ブログの端くれとして正直に皆様に注意喚起していきたいと思っています。