平日の外食ランチは否が応でもテンションが上がるトモGPです。横浜関内周辺でランチをすることの多い私トモGPですが、これまでも多くの横浜おすすめランチのお店を紹介してまいりました。
そんな中でも最近ダントツでお気に入りの店が存在します。2024年9月にオープンしたばかりの豚骨ラーメン店その名も”豚骨オタク!”今回はこのお店を全力で紹介させていただきたいと思います。
”豚骨オタク!”は山口下関流とんこつラーメン
横浜のご当地ラーメンといえばご存知”家系”、その中でも以前ブログでも書かせていただいた”吉村家”は元祖家系として全国でも有名だったりします。ですので実は横浜で本格的な豚骨ラーメンのお店を探すとなるとなかなか難しく、結局”一蘭”や”一風堂”といった大手全国チェーンの店に落ち着いてしまうことがほとんど。しかしそんな中、2024年の9月に横浜関内に突如爆誕した”豚骨オタク!”というラーメン店は、横浜では珍しい本格的な豚骨ラーメンを食べることができる店としてラーメンファンの間でちょっと題となっています。
”豚骨オタク!”がある場所は、横浜のゴッサムシティとの異名をとるディープな歓楽街伊勢佐木町、その中でも初見の人はあまり足を踏み入れない様な路地にその店はひっそりとあります。
伊勢佐木モール側からコリアンタウンのゲートを抜けると、道路のすぐ左脇にある小さな標識が目印です。
路地に入るとラーメンののぼり旗とともに”豚骨オタク!”の看板が目に飛び込んできますのですぐにわかります。
しかし店の入り口だけを見ると元の飲み屋のままですので、パッと見はラーメン店だと気づきにくいですが間違いなくここが”豚骨オタク!”の入り口ですw。
のれんをくぐると店名同様にユニークなポスターがお出迎え、店内はカウンター8席のみ、
壁にはドラクエ風のメニューや麺の硬さの表記などがありますが、基本的なメニューは「ラーメン」か「ラーメン全部のせ」の2種類。あとは小鉢のごはんものや酒のつまみといった感じになります。
店内の撮影は自由、そしてまさかの店主もフリー素材ということでプチ取材をさせていただきましたw。
店主は山口県は下関のご出身で、幼い頃に食べていたラーメンの味が忘れられずご自身でお店を開くまでになったとのことでした。もともと趣味でラーメンを作られていたり、以前勤められていた飲食店でまかないがてら研究を重ね他の従業員に試食してもらったりしながらいまに至るとのことですので、その過程はまさに豚骨オタクそのものw。こんな風に撮影にも気軽に応じていただき、絶品ラーメンだけではなく気さくな店主とのおしゃべりもこの店の魅力だったりします。
少しでも多くの旨味を抽出するために1つづつ手作業で髄を取り出し長時間煮込むことで、豚骨の旨味やコクはそのままにあっさりと飲み干すことができるスープが完成するとのこと。麺は厳選の末歯切れの良さと良質な小麦の香で定評のある”丸山製麺の極細ストレート麺”を採用と、とにかくこだわり抜いた一杯が特徴のラーメン店なのです。自分が注文するのはいつも「ラーメン全部のせ」、店主とおしゃべりをしている間にいよいよ完成です。
”豚骨オタク!”特製「ラーメン全部のせ」です!とろみのある豚骨スープにメンマ、煮卵、海苔の王道トッピング。短冊状にカットされたチャーシューは食べやすくスープともよく絡み白ごはんにも良く合いそう。豚骨ラーメンといえば外せないのがやはりきくらげ、そして食欲を刺激する山盛りのネギと正に完璧な一杯と言えるでしょう。
豚骨の風味豊かなとろみのあるスープはあっさりしていて非常に飲みやすく、油断をしていると替え玉の分まで量がもたないなんてこともしばしばw。臭みも全く無いので豚骨ラーメンが苦手な人にもぜひ試していただきたい味わいです。
豚骨ラーメンにはやはりこの細麺です。硬めに茹でていただいたストレート麺のプツプツとした歯切れの良さがたまりません。少し粉っぽさを感じるくらいがお気に入りです。
麺は冗談ではなく秒でなくなるレベル、替え玉は必須ですw。最近は自分の中でご褒美飯となっているこちらのラーメン、人気が出過ぎて移転なんてことになってしまっては寂しいですが、横浜という場所でここまで本格的な豚骨ラーメンを食べることができる店は本当に珍しいので末長く続けていただきたいと切に願うばかりです。今回はいろいろなお話しを聞かせていただき本当にありがとうございました。
とりあえず6月2日から始まるという新メニュー「豚骨カレーラーメン」を楽しみにまた伺わせていただきたいと思います。
ユニークな店名とは裏腹な超本格的な豚骨ラーメンを楽しむことができる店”豚骨オタク!”みなさんも横浜にお越しの際にはぜひお立ち寄りください!