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圧倒的描写力。中判カメラを知っていますか。(最終回)

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(Rolleiflex 2.8GX,Kodak PORTRA 400)

二回に渡ってお送りしてきた、中判カメラシリーズの最終回となります。前回は伝説の中判写真家ヴィヴィアン・マイヤーをご紹介しました。

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最終回は自分が撮りためた写真を見ていきながら、中判カメラ、ブロニーフィルムとはどのような世界なのかお伝えできればと思います。

 中判の魅力はスッキリとした高精細な描写

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(Rolleiflex 2.8GX,Kodak PORTRA 400)

コンクリートの壁が朽ちた感じと対象的な黄色の扉、曇天の空とキツく光る蛍光灯がこの場所の雰囲気を最大限に反映している写真です。やはり、言われなければデジタルカメラで撮影、またはスマホで撮影と言われても不思議じゃない写真に思います。

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(Rolleiflex 2.8GX,Kodak PORTRA 400)

色の濃さやコントラストは強くないので、現代の味の濃い写真に見慣れてしまうと味気ない感じもしなくもないですが構図のセンスが問われたり切り取る瞬間のセンスが問われる難しいカメラとも言えるかもしれません。

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(Rolleiflex 2.8GX,Kodak PORTRA 400)

薄味が表現のキーとなる場合もあり、WB(ホワイトバランス)も絶妙な味付けに感じます。クッションの白と壁の白が見事に描き分けれています。

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(Rolleiflex 2.8GX,Kodak PORTRA 400)

銀座上空です。ガラス面の光沢とビル群のグレー、ラオックスの赤が良いコントラストになっていて上空の銀座は意外と”色がない”事が表現できたと思っています。

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(Rolleiflex 2.8GX,Kodak PORTRA 400)

光量が足りないケースだとこのように黒が潰れてしまうのはISO400の弱みでもありますが黄昏時のコントラストを演出する良いバックになったりもするので中判カメラ描写はコントロール出来ればもっと上手な表現ができるかもと思いました。

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(Rolleiflex 2.8GX,Kodak PORTRA 400)

年季を感じさせる蔦の生え方ですが、コンクリートの色がここでも薄く表現され時の流れを感じさせるのにいい表現として一役買っていると思います。

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(Rolleiflex 2.8GX,Kodak PORTRA 400)

夜景は得意分野とは言えない中判カメラですが、ピントが合った状態だとここまで鮮明に描写出来たのは現像後正直かなり驚きました。フィルムはデジタルと違い、修正が出来ませんので撮って出しが基本です。それでここまでドラマティックに東京タワーを表現できたことに感動したのを覚えています。

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 (Rolleiflex 2.8GX,Kodak PORTRA 400)

黄昏時はやはり特異な環境ではありませんが、何かこうデジタルには表現できない空気を切り取る力が中判カメラ、ブロニーフィルムにはあると思っています。

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(Rolleiflex 2.8GX,Kodak PORTRA 400)

明るい自然光がやはり中判カメラの真骨頂といいますか、スッキリとした描写が活きる場面だと思っております。多少重いですし1ロール12枚という鬼設定のカメラですが、今後も撮影を続けていけたらと思います。

 

拙い写真ばかりで申し訳なかったですが、中判カメラ、ブロニーフィルムの魅力が少しでも伝われば幸いです。

ヴィヴィアン・マイヤーを知っていますか。中判カメラを知っていますか。(中編)

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前回の前編に続き後編です。マニアックな内容過ぎるのでみなさんに読んで頂けるか心配でしたが、沢山のアクセスを頂き感謝しております。あわせて、前編も見て頂けると嬉しいです。

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今日はとてもフィルムの画質とは思えない中判カメラの画質と自分がこの世界に入ったきっかけを書いていこうと思います。

死後に作品が知られた謎の写真家ヴィヴィアン・マイヤー

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ヴィヴィアン・マイヤーという写真家をご存知でしょうか?知らない方がほとんどだと思います。なぜなら彼女の作品が認められたのは死後であり彼女は

どこにも作品を公開していなかった

からなのです。40年間乳母として働き15万枚という途轍もない枚数の作品が見つけ出され彼女が日の目を浴びるストーリーが映画化され自分も見に行きました。

youtu.be

なぜ彼女はそれだけの写真を撮り続けながら公開しなかったのか、なんのために撮影を続けていたのか、そんな疑問を探り彼女の半生を追う映画になっております。映画に感銘を受け彼女の作品がつまった写真集も購入しました。

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Vivian Maier: Street Photographer

Vivian Maier: Street Photographer

  • 作者:Maier, Vivian
  • 発売日: 2011/11/16
  • メディア: ハードカバー
 

 その作品の素晴らしさたるや、今まで見てきた写真の概念が変わるようなそんな世界観が広がっております。今から40~50年前の写真とは思えない高精細さと彼女の切り取る構図のセンスと女性ならではなの優しい感じが随所に感じられる素晴らしい写真ばかりです。一部ご紹介します。

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前回お話しまししたが、中判カメラはピント合わせが非常に難解です。このように手前ボケを狙い被写体に完全にピントが合った状態で水平も違和感なく熟練した撮影技術と被写体の女性の表情が素晴らしく完全に狙ってこの一瞬を撮影したように思います。

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この写真も焦点部分とボケ部分の境界がすばらしく水平も完全に合っています。これから始まる劇場の前で待ち合わせをする男女の表情と、その光景を楽しそうに見つめる婦人の目線とこの一枚だけでNYの当時のエンターテイメントの雰囲気を垣間見ることができそうな一枚です。

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NYの街角で新聞やタブロイドを売るおじさん。よく見るとおじさんと同じ表情のタブロイド紙の表紙がおじさんのすぐ上にw中判カメラの高精細が為せるディテールで表現している写真だと個人的には解釈しています。

こんな感じですっかりヴィヴィアン・マイヤーに魅せられた自分は二眼レフカメラしかも、彼女の愛機と同じRolleiflexというメーカーのカメラを探すことになります。実は二眼レフカメラ界隈ではRolleiflexともうひとつ中判カメラの王様と呼ばれいている「ハッセルブラッド」というメーカーが大変有名です。愛好者も多いので、レトロカメラ専門の懇意にしているお店にRolleiflexを探してると訪ねても「ハッセルのほうが球数ありますし楽しいですよ」と勧められても頑なにRolleiflexを探したぐらいヴィヴィアン・マイヤーのような写真が撮りたいそんな風に自分の中で火がついたのを覚えています。

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(Rolleiflex 2.8GX,Kodak PORTRA 400)

ネット上には無く自分の足で上野の古いカメラ屋まで探しに行って念願かなって30年ほど前のRolleiflexを入手。晴れて自分の中判カメラ生活が始まりました。こちら、重量も結構ありまして持ち運びも楽じゃないですし肩もこりますがw

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素晴らしい写真が撮れたときの感動はデジタル一眼レフや35mmのライカとはまた違ったものがあります。

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(Rolleiflex 2.8GX,Kodak PORTRA 400)

あいにくの曇天の横浜でしたが、細部までスッキリと描写されデジタルカメラに全く引けを取らない写真だということが改めて分かります。

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(Rolleiflex 2.8GX,Kodak PORTRA 400)

レンガの質感、金属のザラつきもスッキリと表現されています。ISO400のフィルムですが奥のビルまでディテールが確認できるほど中判カメラ、中判フィルムの性能が優れているのがおわかり頂けるかと思います。

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(Rolleiflex 2.8GX,Kodak PORTRA 400)

露出によって色合いが変化し暗いシチュエーションだと、フィルム感もでますが天井のざらついた感じや新幹線の光沢のある感じが非常に繊細に描かれています。

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(Rolleiflex 2.8GX,Kodak PORTRA 400)

その描写の高精細さはモノクロフィルムに変えても同じで、むしろ精密すぎてデジタル一眼レフの写真のようにも見えます。当時、ここまでの写真技術があったことにおどろきますし今あらためて撮影してこのように皆さんに見ていただく機会を得て自分としても中判カメラの魅力を伝えられて嬉しく思います。

長くなりましたので今回はこの辺で次回最終回は自分の拙い作品をもう少しお見せしたいと思っています。

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二眼レフカメラを知っていますか。中判カメラを知っていますか。(前編)

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 二眼レフカメラ、もしくは中判カメラという言葉を聞いたことがありますか?デジタルの世界でも35mm、中判とありますが今回ご紹介する写真やカメラはフィルムの中判カメラのお話。カメラ好きの方でも中判カメラに触る機会というのはなかなか無かったりしますが、マニアックだなーと思いつつも読んでいただけたら幸いです。

35mm規格よりも大きい中判フォーマット

現在のデジタル一眼レフのフォーマットでもある基本的な35mmフィルムより大きく、4x5インチ以上の大きさの大判フィルムより小さい中判フィルムを使用することから、中判フィルムカメラ(ブロニーフィルムカメラ)と呼ばれています。

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(自分のRolleiflex2.8GXとフィルムライカ Leica M6)

中判フィルムはいくつかサイズがありますが、一番メジャーで自分の愛機であるRolleiflex(ローライフレックス)にも使用してるブローニー判フィルムのカメラのお話です。35mmフィルムよりサイズの大きいブローニー判はプリント時の拡大率が低く、粒状性や階調性など、35mmと比べ高画質で表現力豊かなプリントが得られます。簡単に言うと

 

35mmフィルムでは得られない繊細で高画質な表現が得られる

 

と思ってくださいw中判フィルムカメラのユーザーは絞り込んでの高画質な描写を好むことから、風景写真を楽しむ方が多いと思います。現代の一眼レフユーザーやインスタ写真にありがちなボケを特徴とする写真ではなく絞って写真全体にピントが合っている状態で表現する事が多いとそんなふうに思っていてくださいwちょっと難しい話かもしれませんが、この時代のフィルムカメラにはオートフォーカス機能などという文明の利器はなく、全てマニュアルフォーカスで撮影しなくてはなりません。しかも、35mmフィルムカメラであれば1ロール36枚なり24枚なり撮れるところが、

 

1ロール12枚撮影というシビアさ

 

が常に付きまという緊張の撮影の連続なのです。ライカのレンジファインダーも慣れないうちはピント合わせに苦労しましたがこのRolleiflexもピント合わせが非常に難しいカメラです。まず、ファインダーは上部にありこのようにのぞき込んで撮影しますw

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こんな感じです、明治維新のときにでも出てきそうなフォルムですねww

しかものぞき込むと画像が逆転していてとても構図が掴みにくいのです。のぞき込む理由は上のレンズがファインダー用、下のレンズが撮影用レンズの二眼レフカメラ構造で分かれているため簡単に説明すればピント合わせや構図のためのレンズが別についている豪華な仕様ということになります。一眼レフカメラは、撮影用レンズとファインダーは同じところを覗いていますので”一眼”と呼ばれます。

じゃあなんで使うんだよ!!って突っ込みが聞こえてきそうですが、撮影者にここまで負担を強いるわけですから得られる画が素晴らしくないはずがありません。しかも35mmのような長方形ではなく、

現代のインスタライクな正方形のフォーマット

がさらに雰囲気を増幅してくれます。

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(Rolleiflex 2.8GX,Kodak PORTRA 400)

”デジカメで撮影したものではありません”と注釈をつけないと、スマホやPCの画面で見てもその高精細ぶりからとても「フィルムカメラ」とは思えない高画質な写真であることがお分かりいただけたでしょうか?バイクのディテールが緻密に描かれているのと同時に、奥のアパレルショップの服達は非常にアナログにフィルムライクな発色で描かれているのが分かりますでしょうか?

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(Rolleiflex 2.8GX,Kodak PORTRA 400)

こちらの写真もピント合わせに苦労しましたが、手前の無機質なアルミの質感とシャンパンの色合いと全体的に発色が抑えられて「スッキリ」とした印象に感じるのがこの中判カメラ、ブロニーフィルムの特徴と言えると思います。みなさんが、フィルムカメラと聞いて描く印象よりも遥かに高画質だということがお分かりいただけましたか?

 

どんなクリエーションでも”産みの苦しみ”ってあると思うのですが、様々なカメラを所持し使っている僕からしてもこの中判カメラは操作の難易度高く扱うのが大変で持ち出すには”エネルギー”が必要なカメラです。それでも、現像から出来上がってくるとこのようにデジタルでもなくフィルムカメラでもない不思議でそれでいて高精細な写真を吐き出しくてる本当に素晴らしいカメラです。

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(Rolleiflex 2.8GX,Kodak PORTRA 400)

 気軽にみなさんもどうぞ~っと勧められるジャンルではありませんが、こんな世界もあるんだと感じてもらえたら幸いです。後編では中判カメラで撮った写真をもう少しご紹介していこうと思っています。

【検証】初めてのタブレットPC Surface go を1週間使用してみて色々と感じた話

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みなさんこんにちは、トモGPです。あれ?さじゃんってMicrosoftに転職したんだっけ??と勘違いするほど連日Surfaceを猛プッシュしているわけですが、そんな さじゃん が新しくSurface Go2を購入したということで、なんと今回それまで使用していた初代Surface Goを僕トモGPが譲り受けることになりました。ガジェット好きにとってこんなにうれしいことはありません!さじゃんありがとうございます~

ということで早速Amazonでタイプカバーをポチって1週間使い倒してみると、何やら思っていた以上に色々と感じたことがありましたので、今回はそんなお話をしてみたいと思います。

※スペック等の細かいレビューに関してはさじゃんの記事を参照ください。

Surface goシリーズのLTEモデルは完璧なモバイルPCだと思う理由(その1) - 本能ブログ(honknowblog.com)

Surface goシリーズのLTEモデルは完璧なモバイルPCだと思う理由(その2) - 本能ブログ(honknowblog.com)

 

生粋のマカー

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まず初めにトモGPは生粋のマカーです。初めて触ったApple製品はiPod、スマホはiPhone3GからずっとiPhone、デスクトップはiMacを2台乗り継ぎ平行して使用しているMacBookは現在のMacBookProで早3代目となりました(今は母艦も兼ねる)。

その他iPadAppleWatchなどこうして改めて振り返ってみると身の周りのApple製品の多さに自分でも驚いてしまいます。音楽CDは全てiTunesに取り込み写真もiPhoto時代からMacで管理、書類作成はPagesで行いプレゼン製作にはもちろんKeynoteを使用するAppleっ子です。ですので、今回のSurface Goの比較対象もやはりiPadやその他のApple製品ということになります。

 

Windows製品に対する僕のイメージ

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正直なところWindowsをしっかりと使用したことが無いので漠然としたイメージになってしまいますが、まずフォントがいまいちだったりPCのトラックパッドの操作性もガクガクでほとんどお飾りと化している。Windows自体もバージョンによって評価がマチマチで正直とっつきにくいイメージがありました。PC自体も3年前にゲームをするために購入したノートPC以外はまともに触ったことがありません。ただその購入したノートPCにも入っていたWindows10に関しては意外と使いやすい印象を持っていました。しかしどちらにしろWindows製品にそこまで興味を惹かれることなく現在に至ったわけです。

 

Surface Goを1週間使用してみた

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触ってみた感想としてまず単純に「Microsoft すげーーー!!!」でした。

とりあえずこの小ささでWindows10のフルOSが動くことにとにかく感動です。タイプカバーのキーボードは小さいながらもしっかりストロークがあって打感も気持ちいい!そして心配だったトラックパッドに関しても、もうApple製品となんら変わらない操作性です。クラウドストレージであるOneDriveの同期もスムーズでストレスはゼロ

ブラウジングもそうですし、試しにメモソフトをインストールし文章を打ってみましたが、気づけばタブレットということをすっかり忘れて普通にPCで作業している感覚で没頭していましたw。当然YouTubeNETFRIXなどの動画視聴も全く問題ありませんし、Kindleなどの電子書籍リーダーもサクサク動きます。Outlookによるメールの閲覧も快適です。さじゃんが言うところのSurface Goシリーズは完璧なモバイルPC"という言葉がメチャクチャ腑に落ちました。

 気なった点をしいて挙げるなら、”ベゼル幅が厚い” iPadなどに比べて画面の鮮明度が劣る”くらいです。でもよく考えてみたら、いま僕が使用しているSurface Go2年前の初代モデルなので、当たり前といえば当たり前なんですよね。むしろ、

2年前の製品でMacユーザーをここまで驚かすって凄くないですか?

 

Appleに対する僕の思い

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Surface Goが優れた製品なんて、Windowsユーザーの方達からしたら「何をいまさら、、、」といった感じでしょう。自分の中でのWindows製品に関する情報がただ止まっていただけなんだと思います。

しかし大げさではなく、ここ数年僕がApple製品に求めていた感覚が”ここ”にありました。

iPadって本来はこうなるべきだったんじゃないの!? iPhoneにレンズを増やす前にやることがあるんじゃないの!?と強く思いました。

iTunesライブラリすらすんなり同期できない最近のMacApple製品の本来の魅力って、美しさやシンプルさだけでなくもっとユーザーに寄り添ったものだったような気がします。クルマでいえば走る止まるといった基本的な性能が”ありえない程しっかりしている”それでいて見た目がめっちゃカッコいい!それが本来のApple製品の魅力だったと僕は思います。初めてiPodiPhoneを発表した時の様なカッコいいAppleがまた見たいなぁ、、なんて、今回初めてSurface Goを触ってしみじみ思ってしまいました。

 

メチャクチャ気に入ってしまった

Microsoft製品の素晴らしさに感動して、Surfaceモバイルマウスも購入してみました。

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注文してその日に届いたビックカメラのオンラインショップにもビックリしましたが、このマウス、箱から取り出して絶縁シートを引き抜いた瞬間にSurfaceと同期されたのです!ん!?Bluetooth設定は!?

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そして何気なく触っていて更にビックリしたのがこの電池カバー。

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まさかのマグネット!!!

何から何までビックリのMicrosoft製品なのでした!w

Surface Go 当分手放せなさそうです。

 

ではまた次回に!

 

Surface goシリーズのLTEモデルは完璧なモバイルPCだと思う理由(その2)

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前回のその1に続き2回目となる、Surface goの記事になります。もしよろしければそちらを読んでからお読みいただけるといいかと思います。

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Surface Pro5とSurface goの比較も今回はお届けしながら持ち運べる小型Windowsの優位性も提案できればと思います。

メインとサブ機の使い分けが重要

SurfaceProは12.3インチ、Surface goは約10インチで差は2インチしかありませんが、持ち運びや小さなカフェテーブルでの作業を考えると圧倒的に文字入力やマウスを使わない作業であればSurface goの方に理があると思います。

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(左からSurface Pro5,Surface go2)

両方ともタイプカバーを装着して運用しておりますが、トラックパッドは大きいと言えずProだとマウスgoだとSurfaceペンかトラックパッドをメインの入力デバイスとして使用しております。ブログの更新、Office、簡単なチャート分析やトレードの用途であればgoの方で賄えますが、詳細なチャート分析や重めの画像の加工はマウスがあったほうが効率は上がりますのでProの出番となります。

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(左からSurface Pro5,Surface go)

goが発売される前まではProにもLTE機能がありますので新幹線、飛行機、SUVの車内と1kg超えもなんのその、バックに入れて持ち運んでおりました。もちろん気に入っていいたので苦ではなかったのですが出先での作業は個人的にはマウスを使うスペースが取れないこともあったり限定的な運用でした。しかし、goを導入してから

場所を選ばずPCを開けるようになったのが大きい

と感じています。作業効率はマウスを使わないのでいいとは言えませんが、起動も早いですし個人的は

持ち運べる最小のWindows

だと思っています。本家UMPCのように8インチサイズであれば機動性はますと思われますが、タイピングの感覚は明らかに12インチのSurfaceProのそれとは異なると考えられ「サイズの利は得られたが機能性の利が下がる」というパラドックスに。そういった意味でも

入力も表示も起動も妥協しない最小のPCこそがSurface go

なのではと考えております。車好きですから車で例えるなら、

SurfaceProは守備範囲の広いSUV、goは機動性に優れたコンパクトカー

だと考えております。軽自動車やコンパクトカーに過度な期待はしないかもしれませんがほとんどのことが行える自動車としての役割は間違いなくありますし、SUV車はあらゆる面で余裕があったりするのでその違いをPCにおいても意識して使い分けると良いかともいます。

 

まだ、Surface goのサイズ感に触れたことがない方ヨドバシカメラ、ビックカメラ等で展示機もあるのでぜひ一度触ってみてください。

Surface goシリーズのLTEモデルは完璧なモバイルPCだと思う理由(その1)

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(左からSurface go2,Surface go,Surface Pro5)

Surface愛が止まらないさじゃんです、こんにちは。ご覧の通り、Surfaceだけで3台所持しており後ろに構えるデスクトップもWindows10という、マイクロソフト大好き野郎です。実は仕事のプレゼンの関係でずっとMacを愛用しておりました。どうしてもPowerPointよりもKeynoteのほうが医療系のプレゼンに強いこともあり脱北(Apple帝国)出来ずにいました。しかし、インターフェイスで劣っていると思いこんでいたWindowsが昨今非常に使いやすくなり、手始めにタブレットをSurfaceにすることから始め、以前の記事でも脱iPadをしたとご報告したばかりでした。

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近年Appleを見習ってハードウェアに参入してきたMicrosoft。PCの元祖本家が作り出すSurfaceシリーズもPro、Go、Laptop、Book、Studioなど幅広いラインナップでMac包囲網を固めつつあります。そんな、私さじゃんが気に入って毎日触ってしまうSurfaceのエントリーもでる「Surface go 」の長期レビューと「Surface go2」への乗り換えレビューをしていきたいと思います。

バックに入るUMPCを探して

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数年前から、UMPC(ウルトラモバイルPC)というジャンルの超小型パソコンの需要が伸びてきているのをご存知でしょうか?用途は様々ですがゲームだったり、簡易なビジネス用途だったりで中国製のUMPCを中心にシェアを少しずつ伸ばしていて個人的にも気になっていました。サイズは7~8インチ、スマホの大きい方(iPhoneのMAXシリーズ)よりも少し大きい感じにフルWindowsを載せたマシンたちです。実はこのコンテンツはまだまだニッチな市場で大手PCメーカーは参入していません。購入に至らなかった理由は以前クラウドファンディング等で新興企業の製品(セカンドディスプレイ、UMPCもどき)をいくつか買い痛い思いをした経験(ハードウェア自体の信頼性が高くない、サポートが期待できない)等々から個人的には、PC等のハードウェアは経験のある企業つまり

メジャー企業以外から買わない

と心に決めていました。そんな折Surface Proを愛用しすっかりマイクロソフト軍団になった自分に小さいSurfaceことSurface goが突如発表され衝撃を受けました。10インチと初代iPad風な外観とサイズでサブ機には最適でしかもLTEモデルがある!ということで即購入を決断。検索していただくとわかるのですがスマホほどのサイズなのにUMPCはLTEを搭載したモデルがほぼ無く、モバイルマシンとしては中途半端な印象を持っていました。そこも購入に対して二の足踏む理由でもありました。新幹線や車移動が多い自分の用途で、ネットに繋ぐのにイチイチPocket WiFiを起動させる、スマホ、iPhoneのテザリング機能をオンにする煩わしさが嫌なのと、なにより

通信するために他のデバイスの電力消費を気にするのが嫌

なのです!!実際に経験した方はわかると思いますがiPhone等でテザリング機能を使うとスマホ側の電力を異常に消費します。PCの通信のためにライフラインの携帯電話のバッテリーを消費するのが自分的は本末転倒感がありスマホのテザリング機能に対しては個人的にはいい印象を持っていません。同じ理由でiPadも基本的にはすべてLTEモデルを購入し格安Simのデータプランで運用しています。

Surfaceに関してはSurfaceProのLTEモデルを使用して大変快適に使用しており、故障やトラブルもまったくないので信頼感は抜群で小型のタイプが出ないかなと心待ちにしていた当時Surface go という10インチモデルが発表LTEタイプを購入しWindowsのサブ機として愛用していました。やはり、iPadと同じサイズでWindowsが普通に動かせるアドバンテージは大きく、トレード、MT4、ブログ更新、ワード、エクセル、パワポが普通に使えて大変重宝し毎日かばんに入れて持ち歩いておりました。もちろん、メインで使っているゲームPCやSurface proに比べればキビキビ動くというわけには行きませんが、通常使用する分には何ら問題なく堅牢なボディとマイクロソフト製の安心感もあり気に入って毎日使っていました。

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(Surface Pro5 LTE Advanced)

こんな感じで新幹線や飛行機の車内に12.3インチサイズのSurface pro5を持ち込むとサイズが大きく持て余す感じなってしまいますが、Surface goの10インチサイズはこういったカフェテーブルが小さい問題等々をクリアしてくれる絶妙なサイジングです。普段使っているトートバッグやリュックに入れても全くかさばらず常に一緒にいる相棒となっておりました。購入から約2年ほど経過した今年、コロナ禍の中新型Surface goである「go2」が発表されました。

jp.techcrunch.com

毎日、肌身離さず持ち歩いているお気に入りのSurface goですから迷わず購入となりました。(初代Surface goはトモGPの元へドナドナされましたw)

初代Surface goと新型go2の違いとは

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(左からSurface go2、Surface goどちらも最上位LTEモデル)

まず、進化は画面サイズベゼルが細くなり、10インチの1800×1200が先代モデルだったのに対して10.5インチで解像度が1920×1280にスペックアップしております。画面サイズが少し大きくなり解像度が少しだけ上がったので作業効率が若干上がっております。

接続端子、外観に関しては全く変化がなく

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言われないと分からないスペックアップですw

CPUの性能がPentiumからCoremになったことでマルチコア性能で1.5倍ほどのスコアのようですが、元々重たい作業をするわけではないのでややキビキビ動くかな程度です。実は先代のCPUであるPentium4415はGIZMODE等でも散々酷評され「スマホより重い動きのSurface」などど言われサブ機の資格がないなどと言われておりました。しかし、自分の使用範囲(トレード、証券会社の口座操作、MT4、ブログ更新、Office)においては全く困ることはなく、Proと比較すればワンテンポ遅い感じはしましたが全く問題なく使えており愛が強すぎなければ初代をずっと使う予定でいました。重量が多少重くなったようですがそれでも本体のみで500g台、タイプカバー装着でも700g台ですので自分にとっては最強のUMPCであることに変わりありません。自分が思うUMPCとして必要な条件は

1.LTEが搭載されている

2.重量が重くても1kgアンダー

3.ブラウザベースのTradingViewが普通に使える

4.MT4もそれなりに動く

5.タイピングがそれなりに快適

6.LTE使用時でも6時間以上持つバッテリー

7.Windowsが普通に動く

8.Zoom,Skypeが普通に使える、動く

この条件をすべて満たしたSurface go2は自分にとって最強のモバイルPCであり10インチの

何も妥協しない最強のUMPC

といっていいと思います。熱く長くなりましたので、今回はここまでとさせていただきます。中古もちらほら出始めてますのでぜひ!Wi-Fiモデルの新品はなんと65000円より!中高生の初めてのパソコン入門機としても最高だと思います。

【ライカで旅する】日光東照宮の静寂と絢爛の間で-後編-

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沢山の写真でお送りする、ライカで旅するシリーズ。今回は日光東照宮の後編になります。今回は名物「眠り猫」から始まり家康の眠る「奥社宝塔」をご紹介したいと思います。

眠り猫は小さく御墓所は密やかに

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頭上と書いてくれないと分からないぐらい小さな彫刻眠り猫。実は国宝ですw言われないと見逃してしまいそうになるのですが、その愛らしい表情から生きているかのようとも評される眠り猫。

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望遠レンズを持っていかなかったのが悔やまれますが、トリミングでなんとか見れるレベルに出来ました(小さすぎるのが問題ですがw)こちらの作者の「左甚五郎」という方の作品は”夜な夜な彫刻が動き出し作品には霊が宿る”と言われているのだそう。確かに、写真ではなく実際に見るとすごいんですよねリアリティが。表情と言うか仕草というか愛猫家の方はぜひ見ていただきたいて感想をいただきたいですね。

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眠り猫がいる門をくぐり階段を少し上り振り返るとご覧の通りの自然の中に佇む圧倒的な様式美が見て取れます。対局にある美しさがそこには共存し東照宮という場所全体が家康公が静かに眠るために存在しているのだと改めて気付かされます。

 

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ここから御墓所までは急な階段も沢山で高齢の方やヒールの女性にはやや厳しいかもしれません。

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ご覧の通りの急階段、怪我した人も多そうな感じですが荘厳さを感じる森に佇んでいる御墓所の期待値が高まります。

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徳川家康の墓所 「奥社宝塔」です。まさに

奥にある神社(社)の宝(家康公)の塔

ですねwここの塔の左右がパワースポットなどど言われておりますが、霊感がある自分はこの写真を見ているだけで圧倒的なエネルギーというか存在感を感じます。

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こちらが真後ろからの御墓所。ここでお気づきになった方もおられると思いますが、陽明門を始めとした東照宮のお宮群に比べると御墓所は

圧倒的なまでのミニマリズム

であることに。色も一色で金はおろか朱色すら見当たりません。この静寂と絢爛の間の美しさが日光東照宮の美であり江戸の美だったのかもしれないと感じました。ここに、日本を260年も統治したシステムを作った徳川家康が眠ってるかと思うと日本人としては感動を通り越して、畏怖の念しか覚えません。彼はこの日光の地から今の日本をどのように見ているのでしょうか。

彫刻の色鮮やかさが極楽浄土を象徴しているとも

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帰路につく途中では彫刻の色鮮やかな使い方に目を奪われました。緑色と言っても単に一色ではなく、青系の緑~黄緑まで繊細なグラデーションで描かれており日本人の手仕事と呼ばれるディテールに感動しきりです。

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水面に映る金色が静かに流れる時間を表現してくれています。緑、赤、金、白がふんだんに用いられ当時の江戸文化の美術を垣間見ることが出来ます。

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陽明門の裏側に鎮座している、狛犬も左右一対で存在しておりましたが金色×青、金色×緑と中国の文化を色濃く感じるカラーリングになっております。

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緑の狛犬は口を大きく開き威嚇しているかのようですが青の狛犬は「鎮座している」といった面持ち。左右で意味をもたせているのでしょうが、色合いだけでも十分に目を奪われる狛犬たちです。

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天井画もすごい迫力です、パワースポットではないかもしれませんがエネルギーに満ちた絵だと思います。修繕直後なのかもしれませんが発色が強く一層豪華に見えますね。

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社殿は黒×金がベースのカラーリング。瓦のアクセントに金が使われており、下品になりすぎない上手な組み合わせだと思います。

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歴史を感じる石灯籠と背景の赤のコントラストが素晴らしい。

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様式美を体現しているかのような建築ですね。やはりここでも、ゴールドの使い方がいいアクセントに。日光東照宮全体をデザインしたデザイナー(総合プロデューサー)狩野探幽が陽明門や唐門、神庫などの建造物、すべてに施す彫刻デザインを担当し、その配置を決めたと言われております。素晴らしいセンスだと思います。

再訪したいと思わせる圧倒的な美の数々

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 ライカQの表現力に助けらた部分が大きいのですが、いかがでしたでしょうか?素晴らしい彫刻、建築、空間そのどれもが納得の世界遺産と言えるものでした。家康公は沢山の人が海外からも観光と言う名のお墓参りをしてくれて、さぞ寂しくないでしょうしここまでの来客を想像していたでしょうか。

社殿の絢爛さと御墓所の静寂とそのギャップが日光東照宮の魅力だと個人的には考えております。家康公が統治していた時代にも現代と同様の「治水と疫病」の問題は抱えていたでしょうし、300年近くたった今でも日本国内で同様の問題は繰り返されています。

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日光東照宮が建立された当時よりも、仮に人類の叡智が発展したとするなら新型コロナウイルスであり未曾有の豪雨にも打ち勝たないと江戸時代の人々に申し訳が立ちません。日本人のルーツは間違いなく江戸時代につながっていますし、徳川家康が統治した日本へとつながっています。

 

疫病にも洪水にも打ち勝ってきた日本。今こそみんなで頑張るときなのではないかと、日光東照宮は語りかけているような気がしました。みなさんも外出や観光がもっと自由にできるようになったら是非行ってみてください。行く年齢やステージによって見え方が変わる不思議な世界遺産、日光東照宮からでした。

【ライカで旅する】日光東照宮の世界遺産たる所以とは-前編-

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 みなさん、日光東照宮行ったことありますか?さじゃんです。日光東照宮は言わずとしれた徳川家康を祭神とする日本全国にある「東照宮」総本社的な立ち位置のユネスコ世界遺産に登録された由緒ある神社です。都心からのアクセスも良い日光、ライカで旅するシリーズ今回もお付き合いください。今回の撮影はすべてライカQ(Type116)にて行っております。

圧倒的な木彫像数と極彩色の建築構造物

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自然の緑と建築に使われている「赤×緑」のコントラスト。同じ五重塔でも京都で見るものと大きく違うのは、自然の中に建てられた徳川家康の墓「奥宮宝塔」を祀るという大義がここにはあり「全ては徳川家、家康公のため」という圧倒的な政の力を感じます。

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パワースポットとしても知られている、日光東照宮。家康公のお墓の周囲はもちろんいたる所にその所以となる構造物がありここに立っているだけで癒やされる不思議な場所だと感じます。お寺や彫刻のカラーは基本的に「赤×緑×金」、流石に200年前の構造物ですから風合いも当時とは変わっていると思いますが脳内でこの全てが新品でピカピカしていたことを想像すると

現代では信じられないレベルの豪華絢爛さ

だと思います。徳川家の段違いの国力と経済力とカリスマ性を表す社寺、それこそが日光東照宮なのだと思います。

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途中補修、修繕は行われていると聞きますが今見ても可愛らしくそしてディテールが非常に繊細で猿以外の模様、花の彫刻が素晴らしく改めて当時の美術芸術分野のレベルの高さにビックリさせられました。こちらの有名な「見ざる聞かざる言わざる」は諸説ありますが中国の孔子の論語がベースにあるとされており、

礼節に背くことに注目してはいけない

礼節に背くことに耳を傾けてはいけない

礼節に背くことを言ってはいけない

という、戒めの道徳を説いたものと言われております。

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こちらの建物には猿の彫刻が散りばめられており左側から猿の一生を表していると言われております。一番左が誕生で、その次の幼少期が見ざる聞かざる言わざるの彫刻になります。彫刻にストーリーや意味があるのは、知っていると興味深いですし知らないで見学してしまうと感動の濃さが違うのかなと思ったりしました。

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徳川家の家紋が大きくそびえる大鳥居に5箇所も。ここは千利休が説いた究極のシンプルとは対局の絢爛さによって家康公を祀るという意識が見て取れると思います。それにしても、素晴らしい景観です。山全体がパワースポットかと思う荘厳さを感じずには居られません。

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木の苔の緑と絢爛な金色の門がアンバランスな写真となりました。新緑の緑ともまた違う時間の経過とそこに居た人たちの想いとタイムリープしそうな場所です。

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近年補修工事が行われ、再建が完了した「陽明門」。この絢爛さは日光東照宮イチと言われ江戸時代の建築様式、工芸、彫刻、絵画などの江戸文化が全て詰まっていると言われております。この圧倒的な「美」が日光東照宮において陽明門がパワースポットと呼ばれる故なのかもしれません。江戸を起点にすると日光は真北に当たりその中でも日光東照宮、陽明門は真北にあると言わており夜になると陽明門の真上に北極星が輝くことで知られております。また、日光から富士山へ線を引くと、その延長線に家康が死後最初に葬られた久能山東照宮があり、この久能山から真西へ線を引くと家康が没した駿府や生誕地岡崎へ伸びていくと呼ばれており計算された上での日光東照宮の建立だったのではとも言われております。

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陽明門は左右に髄身像と呼ばれる像が建立されており一般的に「左大臣」、「右大臣」と呼ばれます。髄身像も仁王像と同じく、神に仕え、守護する役割を担っています。一般的なのは仁王像ですね。陽明門ではない、正門には仁王像がありました。

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すごい表情と迫力ですが、よく見ると天井の模様やパターンが非常に極彩色で描かれており素晴らしい様式美だと感じます。

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腕の筋肉、腹筋の表現が非常に繊細で今にも動きそうな迫力です。その、鬼のような形相と反比例するかのような天井部分の模様はアンバランスですが非常美しいと思いました。

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至るところに徳川の紋所。ここが徳川家にとって特別な場所だということが感じられる瞬間でもあります。

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こちらはもまた角度もすごい造形ですね、写真で表現し切るのは非常に難しい部分もありますが素晴らしい発色とDesignです。

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赤とは違う朱色と呼ばれる色が各所のベースになっており、割と何色も使われているのにバランスを崩していないのが不思議です。江戸文化の美術家たちが考え抜いた結果なのかもしれません。日光東照宮がユネスコ世界遺産たる所以はやはり、

圧倒的な様式美であり圧倒的なスケールである

ということに他なりません。後半戦もそれを少しでも感じて頂けるように記事を書いていきたいと思います。

www.toshogu.jp

iPad派だった自分がSurface派になったワケ-iPadよりもSurfaceが優れている10のコト-

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結論から言おう。

 iPad(Pro)は何かを消費するデバイスであって生産するデバイスではない

 トレーダー、クリエイターとして活動している側面がある以上、情報を入力管理する作業はどうしても発生するし頑張ってiPad Proに純正のキーボードを装着し頑張ったが「ダメだった」。何がどうダメだったのかあまり悪者を作らない書き方で紹介したいと思う。

iPadOSの限界

 

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ジョブズ存命の頃から熱心なアップル信者だった自分は日本導入前のiPadを本業でで取り入れ新聞の取材を受けたほどだった。当時のiOSはそれほどまでにセンセーショナルだった。しかし、タブレットという新しい市場を開拓したアップルではあったが「大画面のiPhone」という中途半端な立ち位置のまま大きな進化を遂げられていないというのが個人的な感想である。結論自分の中でiPadシリーズは 

かなり限定された条件下において強いデバイス

 ということをもう少しちゃんとお伝えしたほうが良いと思っていた。

iPadシリーズが向く人

1.閲覧専用マシンとして

2.軽めのブラウザが欲しい方

3.すぐ起動するスマホライクに使いたい人(高齢者等)

4.PCの世界へ子供の導入マシン

5.Apple Pencilで絵を書きたい人

こんな感じで考えている。簡単に言うなら「iPhoneにできることしか出来ない」デバイスなのである。しかし世の中のガジェッターやガジェット系ライターは揃いも揃って新型のiPadやMacBookが出るたび称賛記事ばかり書き提灯ライターで溢れかえっている。しかしプロダクトをよくよく観察すれば、ジョブズの頃のワクワクとしたデバイスやプロダクトも全く生み出さなくなってしまったアップル。もはや彼らはハードウエア屋ではなく、Netflixに対抗すべく動画コンテンツAppleTVを制作したりストリーミングサービスのApple MUSICにも力を入れている「ソフト屋」である。ビジネス的な視点で見ると上手に業態転換を図ろうとしている姿勢はすごいと思うし、会社の規模感を考えるとAppleの戦略は間違っていないと思う。しかし、個人的にはハードウエアで世界を変えようとしていたジョブズ時代のAppleが大好きなのだ。洗練されたハードウエアデザイン、使いやすさを一番に考えられたユーザーインターフェース、鮮やかなカラー展開、どれもがAppleの象徴だったはずだ。ジョナサン・アイブ(現在は退官したが)がデザイナーになるとMacはすべてアルミボディでDesignに変化はなく、ミニマリズムやユニバーサルデザインといった究極にシンプルではあるが面白みのない普通のハード企業になってしまった。

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Surface Pro6 LTEモデルに「セカンドディスプレイ」として繋がれたiPad Pro(初代).

Surfaceに方が圧倒的に出番が多く、モバイルモニター化してしまったiPad。軍門に下るようでApple信者は怒るかもしれないが筆者はこういう使い方が今の自分のスタイルになってしまっている。

 Surfaceシリーズは2in1ではなくノートパソコンである

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工業製品や車はその成り立ちを考えると製品の立ち位置が分かったりする。例えば、スポーツカーメーカーが作るSUVだから人気を博していたのがPorscheのカイエンでその走りはスポーツカー顔負けのコーナリングだったりするのである。iPadはそもそも「デカイiPhone」であり「スマホの延長線上で生まれたデバイス」なので、多機能とかビジネス目的とかよりは「使いやすいユーザーインターフェイス」「直感的な操作感」だったりするのである。当然今までの歴史でPC「ソフト屋」だったマイクロソフトが放つ「ハード」作品なのだから

Surfaceの成り立ちは当然Windowsでありパソコン

なのである。CPUやグラボによってできることは限られるがWindowsが乗っている限り、「いつものパソコンと同じことができる」利点は凄まじく強力でMac版、iPad版があるとはいえ完全な互換性が未だにあると言い切れないMicrosoftOfficeシリーズやチャートソフトのMT4などビジネスやトレードしようと思ったら間違いなくWindow一択なのである。こうしてたくさんの記事を更新しているはてなブログもブラウザベースで完結はするもののiPadやiPhoneでの記述は心もとなく、Microsoft EdgeやChromeがいつもと同じ環境で使えることの利点をSurfaceは与えてくれるのである。最後にまとめると。

iPadよりもSurfaceが優れている10のこと

1.フルOSのWindows10が使える

2.Windowsのタブレットモードは挙動に問題があるがタブレットとしても使える

3.中級者以上のPCユーザーなら間違いなく守備範囲がひろがる

4.Windowsのソフトが動く

5.KindleなどiPadアプリライクに自然に動くWindowsストアアプリも多数

6.トレード用の口座管理画面、トレード用ソフトもWindowsに準拠しているので有利

7.Officeシリーズが普通に使える

8.iPadのコンテンツを消費する能力をほぼ完全にカバー可能

9.ファイル管理が容易(Windowsなので当然だが)

10.Apple Pencilの方が描画能力が上だがSurfaceペンでもある程度描写可能

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Windowsに繋がれ漫画ビューワーとなっているiPadPro.

「これさえあれば何もいらない」

SurfaceのCMの謳い文句でしたが、本当にそう思う。しかし、ハード企業としての歴史がAppleに比べると浅いせいかネットでは故障、修理時の「アフターケア」に問題があると聞く日本マイクロソフト。自分はSurfaceを通算で4台買ってきて大きなトラブには見舞われてないが今後もし修理対応が必要になった際にはまた記事にしてマイクロソフトのハード企業としての成長を確認できたらと思う。

PS4ゲーム ゴーストオブツシマがすごそうな件

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実はゲーム大好きさじゃんです。大好きなのですがまとまった時間が取れずココ最近は2年前ぐらいにPUBGにハマったぐらいでスマホゲーは全くしません。そんな中You Tubeのゲーム配信で見かけた7/17に発売されたばかりの「ゴーストオブツシマ」が面白そうなので購入前レビューしてみますw

www.playstation.com

時代考証グラフィックがちゃんと日本の時代劇なのにまさかの洋ゲー

youtu.be

このトレーラーはじめてを見たときにその圧倒的な「スケール感」と「グラフィック」にびっくりしました。PS4は持っているのですがFPSかウイニングイレブンしかやらないので、現代のアクションゲームのクオリティの高さにびっくりしたのとこちらを制作したのはまさかの

アメリカのゲーム会社

だということ。アメリカから見た日本って必ずしも時代考証やビジュアルが正しくなく日本人がプレイすると「?」となるシーンが多いのですが、ゴーストオブツシマのゲーム配信を見る限り

youtu.be

完全に日本のゲームだと思いました。そういった面でも凄いゲームだと思います。久しぶりにPS4のゲームを購入してプレイしてみようかと思いました。先程ご紹介したのは日本一の登録者数を誇る兄者弟者さんのプレイ画像ですが、こちらも楽しく見ることができるので買ったつもりで見るのも楽しいかもしれません。

主人公も実在する俳優をモデルに

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主人公の境井仁は架空のCGモデルではなく、硫黄島からの手紙にも出演されていた、ダイスケ・ツジさんがモデルになっています。

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この作品は蒙古襲来をテーマに描かれていますが、敵将のボスであるハーンも

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パトリックギャラガーさんというドラマ俳優の方を起用。プレイ画像映像を見ていて思うのですが、なにかキャラクターに躍動感というか生きた演技を感じる所以はそのへんにもあるのかと感心しました。とにかく背景の美しさ、日本の伝統美が余すことなく再現され「勘違い日本」要素がまったくないオープンワールドアクションの大作の予感がします。

ステルスミッション要素も強く日本版メタルギアシリーズ風

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蒙古(現モンゴル)に襲来された対馬を開放すべく主人公、境井仁が奔走するゲーム内容。隠密ミッション、隠密にて殺戮という点においては日本版メタルギアシリーズと言っても過言ではありませんが剣劇のシーンも充実していて奥の深いゲーム性を感じます。

youtu.be

このゲームの特異性を表すのにお伝えしなくてはならない、前代未聞の

モノクロプレイ「KUROSAWA」モード

が搭載されています。おそらく制作陣は黒澤明監督の七人の侍もオマージュしたと思われますが、このモノクロモードの名前を「黒澤」とするべく実際に黒澤明事務所に許可をとったとのこと。本気で時代劇を作ろうとする意識が高すぎますw

 

自分もまだ実際にプレイしたわけではありませんが、絶対楽しいと思うゲームになっている予感しかありません。しかしこの手のゲームにありがちがグロテスクな表現はさけられないのでR-18となっております。

 

まずはみなさんも無数にアップロードされているゲーム配信で見てみてください。今のゲーム技術とクオリティはすごすぎます。。。

www.playstation.com

【ライカ】M10-R発表。今までにはない立ち位置のMシリーズ

f:id:honknow:20200721110202p:plainライカ愛好家の中で噂になっていた新型のMシリーズカメラ「M10-R」が7/24に発売されると発表した。

jp.leica-camera.com

個人的には今までにはないというのはどういうことなのか、考察してみたいと思います。

現行ライカの画素数に合わせたMシリーズ

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私さじゃんM9、M10と所持しておりますが正直今回のM10-Rは今まで持っている機種を手放しまで欲しいという感覚になりませんでした。なぜなら、M以外の

ライカSL2 4670万画素

ライカQ2 4730万画素

ライカM10モノクローム 4000万画素

ここ2.3年にアップデートされたライカ製品はすべて4000万画素オーバーでした。ベースとなるM10の画素数は2400万画素。半分は言いすぎですが、画素の数字的にはどうしても劣る印象は否めません。しかし、ライカに限ったことではないのですが

画素戦争って誰のため?

っていつも考えてしまいます、商業用でA1サイズ等に引き伸ばすならまだしもスマホやPCの画面でSNSで使用するならここまでの画素が必要とは到底思えません。個人的にも絵作りが好きでM9をよくM型であれば持ち出してしまいます。実は現在ヘビーローテで使用しているライカQもQ2への買い替えを検討したのですが、

画素が大きくなった逆恩恵でファイルサイズが途方もなく大きくなって

SNS利用、Web利用しにくい

と判断し、今もライカQを気に入って使っています。

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背面もいつもの無骨なMシリーズそのままです。Mシリーズもたくさんのラインナップが登場して逆にモデル末期なのかなと勘ぐってしまいますw

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作例もサイトに乗っていますが、普通にキレイだと思います。4000万画素のせかいですから悪いはずはありません、単焦点レンズ好きの自分としてはいい加減に

Mシリーズにボディ内手ブレ補正機構

をつけてほしいです。Noctiluxに代表されるピントがピーキーなレンズにこそ必要でこのレンズ資産を活かすためにボディ内手ブレ補正搭載のSL2を購入した経緯も個人的にはあったりします。レンジファインダーカメラの楽しさそのままに、撮影ミスを少なくできる手ブレ補正は個人的にはM11で搭載されると踏んで今は様子見したいと思いっています。

 

冷静に考えるとボディだけで105万円のカメラですからw

ライカってすごい世界ですよねw

【ライカで旅する】日光江戸村で感じる200年前の東京ー後編ー

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前回の前編に続き、今回は施設内をメインとした後編になります。

www.honknowblog.com

魚釣りされていたお侍さんにカメラ目線いただきました。みんなスタッフさんが良い方ばかりでした。テーマパークはそのハードのみならず働く人達のおもてなしによって大きく印象が変わると思っています。ディズニーやUSJのような派手なテーマパークではありませんが、みなさん江戸村の良さを知ってもらおうとしてくださる感じが伝わってきまして嬉しくなりました、大人になると見え方ってすごく変化するものですね。では後編になります。

吉原の花魁文化と江戸の民芸、工芸品文化を体感

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先程の浅草の演芸会の周辺を散歩していると女性のスタッフさんから、「今から中で花魁道中の演劇があるのですがご覧になりませんか?」とのこと。靴を脱いで小さな歌舞伎座のような会場に入るとご覧のような本格的な舞台が!

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吉野太夫という実在した花魁に扮した方が日本舞踊や投扇興と呼ばれるお座敷遊びを披露。昔のおえらいさんは、このような遊び方をしていたのかと教科書では習うことのない裏日本史的な勉強ができて新鮮でした。

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着物も非常に美しく、当時の江戸でも相当目立ったのではと思ったりしました。当時の資料はほとんどがモノクロフィルムで撮影されたものですからこのようにカラーで着物のデザイン雰囲気を感じると今の日本よりもある意味で派手で鮮やかな世界だったのかもと、ファッション好きとしては思いました。

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30分ほどの花魁道中を鑑賞の後、奉行所を抜け奥に足を伸ばすと。。

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新選組の詰め所がwww ここは子供達が先生と一緒に剣術修行体験ができる場所のようで参加している子もいて楽しそうでした。

江戸生活文化伝承館

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趣たっぷりの日本庭園ですが、この施設は「江戸生活文化伝承館」という博物館になっており、当時の民芸、工芸品の成り立ちや文化を知ることが出来ます。

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藍染めの文化を改めて実感して今回勉強になったのは、

ジーンズやデニムの染料と藍染め染料は組成が一緒

という衝撃的な事実。言われてみれば青の深みが似てますよね。。

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当時の団扇の展示も非常に美しく、着物を着て今より熱くない夏を団扇で過ごしていたかと思うと風流な江戸の雰囲気を想像して実際にタイムリープしてみたいなと、そんなふうに思わせる施設でした。

鬼滅の刃の刀鍛冶の里!?

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鬼滅の刃にも刀鍛冶の里編というストーリーがあり、鬼殺隊のための特殊な刀日輪刀を制作できる刀鍛冶が住む村があり江戸村のこの角度が

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その刀鍛冶の里に似ていてびっくりしました。もっとびっくりしたのが実際に刀鍛冶の展示もあって

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原料の石を叩いて延して制作する様子を見学することが出来ました。刀を製作する作業の途方も無い労力を考えると、とても骨が折れますしこの製鉄の技術を考えた人は本当に天才かと思いました。

点在する江戸の日常を模した風景

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真剣に魚釣りに興じるお侍さん。この方はスタッフなのか仕事をしているかw分からなくなるぐらい自然な光景でびっくりしました。ボーッと眺めていると「魚釣りしてみませんか?」と声をかけてくださり行ってみると

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大量の鯉が居すぎて「釣る」というより「引っかかる」といった感じの状態w結局、鯉も完全にこのトラップには慣れていて釣ることは叶いませんでしたw

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こちらは昔の警察である「岡っ引き」の詰め所。非常に狭く4畳無いぐらいでした。ここで寝泊まりするわけではないから広くなくて良いのでしょうけどびっくりしました。

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出口近くで見つけた茶室のような建物を入ると。。。

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平泉の金色堂のような豪華絢爛な茶室が!何気ないところまで手が込んでいる印象です。

 

駆け足で2回渡りご紹介してきた、江戸ワンダーランド日光江戸村。一度も行ったことがない、もしくは自分のように子供の頃しか行ったことがない方新たな発見があると思います。インバウンド需要に対応している感じは受けますが日本人がもう一度江戸から日本を見直す作業をしてみると今の2020年に日本が抱えている問題や環境が俯瞰して感じることが出来るような気がしました。

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 正直、アトラクションの数や内容を考えると少々入園料が高額な気もしますが十分に楽しませていただいたので良い撮影旅行となりました。皆様も是非に。

edowonderland.net